ア ベイシング エイプ(A BATHING APE)から、VANS(ヴァンズ)の「オールドスクール(OLD SKOOL)」と「スケートミッド(SK8-MID)」をベースにしたコラボレーションスニーカー2型が登場。2024年7月27日(土)より、ア ベイシング エイプ取扱店舗などにて販売される。アシンメトリーカラーのカモ柄を配した「オールドスクール」「オールドスクール」がベースの「ベイプ × VANS LX オールドスクール(BAPE X VANS LX OLD SKOOL)」は、グリーン・ブルー・ピンクといった3色のカモ柄“ベイプ カモ(BAPE CAMO)”を使用。左右の内側・外側のアッパーに対し、アシメトリーにカラーを配しているのが特徴だ。また、つま先のラバー部分には、ベイプのシャークシンボルをあしらっている。キャンバス全体がカモ柄の「スケートミッド」一方、ミッドカットスニーカー「スケートミッド」をベースにした「ベイプ×VANS LX スケートミッド(BAPE X VANS LX SK8-MID)」もお目見え。キャンバス全体にア ベイシング エイプを象徴するカモ柄をあしらったデザインにまとめた。コラボならではのディテールいずれも、サイドにSTAのロゴやVANSのサイドストライプを配したり、カモ柄が覗くクリアアウトソールを使用したりと、両者ブランドのディテールを詰め込んだ。このほか、アッパーにプリントした「OFF THE WALL」と「A BATHING APE」の文字や、エイプヘッドを象ったデュブレなども特別感を出している。【詳細】ア ベイシング エイプ×VANS コラボレーションスニーカー発売日:2024年7月27日(土)販売店舗:ア ベイシング エイプ取扱店舗、ア ベイシング エイプ公式オンラインストア、VANS公式オンラインストア価格:・「ベイプ×VANS LX オールドスクール」17,050円・「ベイプ×VANS LX スケートミッド」18,150円
2024年07月25日侯孝賢プロデュースの台湾・日本合作映画『オールド・フォックス 11歳の選択』より新たな場面写真が解禁された。バブル期の到来を迎えた台湾を舞台に、自分たちの店と家を手に入れることを夢見る11歳のリャオジエ(バイ・ルンイン)と父(リウ・グァンティン)が厳しい現実と向き合うことになる本作。門脇麦が経済的には恵まれているが空虚な日々を生きる人妻・ヤンジュンメイを演じ、初の台湾映画出演を果たしている。この度6月16日の父の日を記念して解禁されたのは、リャオジエとタイライの仲睦まじい父子ショット。台北郊外で自分たちの店と家を手に入れるため、レストランで給仕長を務めるタイライの給料をコツコツと貯めながら倹約生活を続ける2人。世の中がバブル景気に湧き投資ブームで一夜にして大金を手にするものが続出していた時代、株をやって一攫千金を目指したいというリャオジエを尻目にタイライはそれには目もくれず、自分のペースでコツコツと倹約生活を続けていた。この度解禁となった画像は、夢である理髪店を開くため、父子で洗髪やマッサージの練習をしたり、リャオジエがタイライの身長を測ってあげているショット。さらに、弟の結婚式に出るため、リャオジエの服を手作りでこしらえ試着しているシーン。そして弟の結婚式の後、めでたい席で思わず飲み過ぎてしまい酔っ払ったタイライがトイレで嘔吐してしまった際、タイライの叔父が株で儲け、家の頭金を貸してくれることになったことを聞き大はしゃぎするリャオジエとそれを優しく見つめるタイライ。さらに、“腹黒いキツネ”との出会いで父との意見の相違が度々起こるようになったリャオジエ。父子喧嘩をしてしまった際に、家を出て薄暗い中ベンチで佇むリャオジエを迎えに来たタイライなど、早くに母を亡くしたリャオジエを愛情たっぷりに育てている様子が伺える。こんなに仲の良い2人だが、11歳という多感な年頃のリャオジエには世の中の不平等に不満や疑問が湧き立っている中、父とは真逆の大人である“腹黒いキツネ”と地元で恐れられている地主のシャと出会い、他人を蹴落とし自らの利益のために生きるシャの生き方に大きく影響を受けていく…。誠実で優しい父親タイライと、父と真逆の大人と出会い激しく影響される11歳の少年リャオジエに待ち受けるのは…?父子のその後に思いを馳せたくなる場面写真となっている。『オールド・フォックス 11歳の選択』は新宿武蔵野館ほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:オールド・フォックス 11歳の選択 2024年6月14日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2023 BIT PRODUCTION CO., LTD. ALL RIGHT RESERVED
2024年06月16日俊英・シャオ・ヤーチュエン監督による台湾・日本合作映画『オールド・フォックス 11歳の選択』よりメイキング映像が解禁された。バブル期の到来を迎えた台湾を舞台に、自分たちの店と家を手に入れることを夢見る父子を描く本作。この度解禁されたのは、11歳のリャオジエ(バイ・ルンイン)の優しき父親リャオ・タイライ役を演じたリウ・グァンティンの役作りの様子を捉えたメイキング映像。本作で、タイライは趣味でサックスを夜な夜な吹いているというシーンが出てくるのだが、サックス奏者の役というわけでもないのにリウ・グァンティンは役作りのため半年前から毎週マンツーマンのレッスンを続けていた。メイキング映像では、先生とマネージャーから毎週進歩が早いですと褒められると、「(マネージャーに)どうせ最後の方のレッスンしか知らないんでしょ」とこれまでの苦労を思い出したのか思わず苦笑い。すると「始めた時を記録している」と言われ、初期の頃からちゃんとチェックされていたことを知ると、先生に「先生ありがとうございます。いつかソロリサイタルを開くよ。冗談だよ(笑)」と笑顔でジョークを言う姿も。グァンティンの真面目でお茶目な人柄が伝わってくる映像となっている。グァンティン演じるタイライは、レストランの給仕長の仕事をしながら幼い息子と慎ましやかな生活を送り、いつか自分たちの家を買い、亡き妻の夢だった理髪店を開くという夢を持つ。独学で散髪の練習をしたり、リャオジエの訪問着を手作りで拵えたりしていたので、グァンティンの役作りの苦労は多岐にわたっていた。グァンティンは「僕たちが生きている現代とは全く違う時代の人なので彼に近づけるよう哲学や内面の思考について書かれた本を読みました。大変だったのはミシンです。器用ではないので、足踏みミシンには苦労しました。あとはサックスも半年ほど練習しましたね。他には、当時のことを知るために、昔の時代を背景にした映画をいくつか観ました」と語っている。『オールド・フォックス 11歳の選択』は6月14日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:オールド・フォックス 11歳の選択 2024年6月14日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2023 BIT PRODUCTION CO., LTD. ALL RIGHT RESERVED
2024年06月02日台湾・日本合作映画『オールド・フォックス 11歳の選択』の本編映像が公開された。『オールド・フォックス 11歳の選択』は、『黒衣の刺客』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞し、昨年10月には引退を発表した侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督作品の助監督を務めてきたシャオ・ヤーチュエン監督による最新作。これまでシャオ・ヤーチュエン監督作全てのプロデュースを侯孝賢が務めているが、本作が最後のプロデュース作となる。第60回台北金馬映画祭で監督賞、最優秀助演男優賞(アキオ・チェン)、最優秀映画音楽賞、衣装デザイン賞の4冠を達成。先日発表された2024台北電影奨では、本作が10部門にノミネートされるなど話題となっている。このたび公開されたのは、心優しい父と慎ましやかな生活を送っていた11歳のリャオジエ(バイ・ルンイン)が、自身の住むアパートの大家である“腹黒いキツネ”と呼ばれるシャ(アキオ・チェン)の家に遊びに来たシーン。地元の有力者で周りからは恐れられているシャだが、まだリャオジエには彼の怖さは通用しない。シャは幼い頃の自分とリャオジエを重ね、世の中の不平等に憤るリャオジエに世の不条理、生きることの厳しさを教えるのだった。リャオジエは父とともに店付きの家を買うことを夢見ていて、シャに家を売って欲しいと食い下がるが、シャはそれはリャオジエではなく父親の問題だと突き放す。そこでシャが幼いリャオジエに教えたのは「人の同情を断ち切る3つの方法」だった。「ステップは3つ。1つ、氷水を飲む。2つ、目を閉じる。3つ、“知ったこっちゃない”と思え」と語るシャの言葉を、リャオジエはただ一点を見つめながら黙って聞いていた。この出会いが彼にどんな選択を迫ることになるのか、本編への期待が高まる内容となっている。映画『オールド・フォックス 11歳の選択』本編映像<作品情報>『オールド・フォックス 11歳の選択』6月14日(金) 公開公式サイト: BIT PRODUCTION CO., LTD. ALL RIGHT RESERVED
2024年05月30日日本の漫画「ルーズ戦記 オールドボーイ」を原作としてパク・チャヌク監督が2003年に映画化した『オールド・ボーイ』が、ドラマ化される。映画の言語は韓国語だが、今回のドラマは英語だという。チャヌク監督とライオンズゲート・テレビジョンが提携し、制作にあたる。「The Hollywood Reporter」などが報じた。チャヌク監督は「ライオンズゲート・テレビジョンは、『オールド・ボーイ』をテレビの世界に投入するということで私のクリエイティブ・ビジョンをシェアしてくれます。大胆で斬新、冒険心のあるストーリーテリングを特徴とする同社と仕事をするのが楽しみです」とコメントしている。チャヌク監督は過去にも自身が製作した映画『スノーピアサー』を、ドラマ化したことがある。『オールド・ボーイ』の英語版リメイクドラマ化について、ファンは「チャヌク監督自身が関わるリメイクドラマなら大丈夫そう」「主演はコリン・ファレルがぴったり」「チャヌク監督はぜひドラマの監督もしてください」といった感想をXに寄せている。『オールド・ボーイ』は2013年にスパイク・リー監督×ジョシュ・ブローリン主演で英語版のリメイク映画が作られた。(賀来比呂美)
2024年04月18日侯孝賢プロデュースによる台湾・日本合作映画『オールド・フォックス 11歳の選択』より場面写真が解禁された。台北金馬映画祭で4冠(監督賞・最優秀助演男優賞・最優秀映画音楽賞・衣装デザイン賞)を達成した本作は、バブル期の到来を迎えた台湾を舞台に、自分たちの店と家を手に入れることを夢見る父子と“腹黒いキツネ”と呼ばれる地主とのかかわりを描く感動のヒューマンドラマ。また門脇麦の台湾映画初出演作だ。この度解禁された場面写真は、主人公のリャオジエと父のタイライの慎ましやかな食卓の様子、リャオジエと地主のシャが所有するゴミ回収場で話し込む様子、タイライが働くレストランにシャが訪れ情報と引き換えにチップを渡す様子などが映し出されている。また、タイライと初恋相手で門脇麦演じるヤンジュンメイがレストランで再会したシーンと高校生の時の淡い思い出、リャオジエをいじめるガキ大将たちとの対立、シャの下で働く家賃回収をする“綺麗なお姉さん”とリャオジエの交流、タイライの弟の台湾文化を感じさせる結婚式の様子など、ノスタルジックな雰囲気漂う世界観となっている。門脇さんが演じたヤンジュンメイについて、シャオ・ヤーチュエン監督は「あの役には、お嬢様気質でちょっとわがままな感じがして、でも憂いが感じられてどこか孤独の影がある、という人を求めていたのですが、30歳くらいでそういう雰囲気のある人が台湾では見当たらなかったんです」とふり返る。「それで、侯孝賢監督から『日本の俳優と仕事をしてみるといいよ』と勧められていたことを思い出しました。『浅草キッド』を見て、彼女がとてもいいと感じていたのでお願いしました」とキャスティング理由を明かし、門脇さんはそんな監督の思いを背負い、深い眼差しを称えた影のある演技を披露して本作で強い存在感を残している。また、4月16日(火)にはシャオ・ヤーチュエン監督が来日し、「くらしと読書のカルチャー・ワンダーランド」誠品生活日本橋にて、モデル・文筆家の小谷実由と台湾映画の今昔と台湾カルチャーのいまを語るトークイベントが開催される。翌4月17日(水)には、本作で台湾映画初出演を果たした門脇さんと舞台挨拶付き試写会が実施される。『オールド・フォックス 11歳の選択』は6月14日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月12日台湾・日本合作映画『オールド・フォックス 11歳の選択』が、6月14日(金) に公開されることが決定。併せて本ポスターと予告編が公開となった。『オールド・フォックス 11歳の選択』は、『黒衣の刺客』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞し、昨年10月には引退を発表した侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督作品の助監督を務めてきたシャオ・ヤーチュエン監督による最新作。これまでシャオ・ヤーチュエン監督作全てのプロデュースを侯孝賢が務めているが、本作が最後のプロデュース作となる。主演のリャオジエを演じるのは、『Mr.Long ミスター・ロン』などで日本でも知られている子役のバイ・ルンイン。そして日本でもスマッシュヒットを記録した『1秒先の彼女』のリウ・グァンティンがダブル主演としてリャオジエの父親役に扮し、慎ましやかに支え合いながら生きる父子役を演じている。また、リャオジエに影響を与える“腹黒いキツネ”(オールド・フォックス)と呼ばれる地主のシャ役をアキオ・チェン、シャの秘書役をユージェニー・リウ、経済的には恵まれているが空虚な日々を生きる人妻・ヤンジュンメイ役を、初の台湾映画出演となる門脇麦が務める。公開された予告編では、1989年、バブルに揺れる台湾を舞台に、父と慎ましく暮らす11歳の少年リャオジエの姿が。彼の夢は父と家を買い、亡くなった母の夢だった理髪店を開くことだが、家を買えると思った矢先、不動産価格は2倍に高騰してしまう。不公平を知ったリャオジエはついにオールド・フォックスと出会う。オールド・フォックスはリャオジエが住む家の家主の呼称で、高級車を何台も所有し、不動産バブルで儲けまくっていた。オールド・フォックスは「不平等を利用し、強者になれ」とリャオジエに生きる術を教えるが――。さらに、リャオジエの父と門脇演じるヤンジュンメイの大人のキスシーンや、リャオジエ父子が自宅の壁に線を引き身長を測る心温まるシーン、そして「私みたいになりたいか?」とオールド・フォックスに問われ岐路に立たされたリャオジエの姿が映し出されている。■門脇麦 コメント台湾映画でしか感じられない色彩や湿度、空気感がどうしたって強烈に昔から好きで、これまで沢山の台湾の作品に触れてきました。台湾映画に出演できるなんて信じられない!と夢心地で現場に向かい、スクリーンに映る自分を観ても、やっぱり信じられない!と夢心地で、幸福すぎる時間を過ごさせていただきました。その場にただ居さえすれば全てが成立する現場の空気、監督の言葉以上に何かが伝わる眼差し、今思い出しただけでも胸が震えるような、そんな経験をしました。日本での公開、とても嬉しいです。ひとりでも多くの方にこの作品が届きますように。■シャオ・ヤーチュエン監督 コメント金馬執委會提供他人を思いやることですべての社会問題が解決できると思うほど、私も単純ではありません。しかし思いやりがなければ、社会的な格差と矛盾は拡がっていくことでしょう。では現代社会に向き合い、私は父親として、思いやりが人間としての基本であることを、子供にどう説明したものでしょうか?「オールド・フォックス」このストーリーは、私が子供から十年以上も受け続けた問いが発端となっています。かつて私は両親から価値観を与えられました。しかし世界は変わっていきます。私自身にも新たな学びが必要です。それによって私は自分の子供たちに、変わっても良いもの、変えてはいけないものが何なのかを、伝えられるのではないでしょうか。『オールド・フォックス 11歳の選択』予告編<作品情報>『オールド・フォックス 11歳の選択』6月14日(金) 公開『オールド・フォックス 11歳の選択』ポスタービジュアル公式サイト: BIT PRODUCTION CO., LTD. ALL RIGHT RESERVED
2024年02月09日侯孝賢プロデュース、シャオ・ヤーチュエン監督による台湾・日本合作映画『オールド・フォックス 11歳の選択』が6月14日(金)より全国公開されることが決定。併せて本ポスターと本予告が解禁された。バブル期の到来を迎えた台湾。11歳のリャオジエ(バイ・ルンイン)は、父(リウ・グァンティン)と2人で台北郊外に暮らしている。自分たちの店と家を手に入れることを夢見る父子だったが、不動産価格が高騰。リャオジエは現実の厳しさと、世の不条理を知ることになる。そんなリャオジエに声をかけてきたのは、“腹黒いキツネ”と呼ばれる地主のシャ(アキオ・チェン)だった。他人にやさしい父と違い、他人なんか見捨てろと言い捨てるシャ。果たしてリャオジエは、どちらの道を歩んでいくのか…。侯孝賢監督作品の助監督を務め、台湾ニューシネマの系譜を受け継ぐ俊英・シャオ・ヤーチュエンが監督を務めた本作。これまでのシャオ・ヤーチュエン監督作全てのプロデュースを侯孝賢が務めており、本作が最後のプロデュース作となる。昨年の東京国際映画祭でワールドプレミア上映され、人生の選択肢を知って成長していく少年と、彼を優しく見守る父の姿に心打たれる人が続出。2023年の第60回台北金馬映画祭で監督賞、最優秀助演男優賞(アキオ・チェン)、最優秀映画音楽賞、衣装デザイン賞の4冠を達成した。シャオ・ヤーチュエン監督:金馬執委會提供主演のリャオジエには『Mr.Long/ミスター・ロン』などで日本でも知られている日台のダブルで、台湾では神童と呼ばれる天才子役バイ・ルンイン。そして日本でもスマッシュヒットを記録した『1秒先の彼女』のリウ・グァンティンがW主演としてリャオジエの父親役に扮し、慎ましやかに支え合いながら生きる父子役を演じている。リャオジエに影響を与える“腹黒いキツネ”(オールド・フォックス)と呼ばれる地主のシャ役には、台湾の名脇役アキオ・チェン。シャの秘書役に『怪怪怪怪物!』のユージェニー・リウ。そして、門脇麦が経済的には恵まれているが空虚な日々を生きる人妻・ヤンジュンメイを演じ、初の台湾映画出演を果たした。門脇麦この度解禁された予告編では、1989年バブルに揺れる台湾を舞台に父と慎ましく暮らす11歳の少年リャオジエの様子を映し出す。父と家を買い、亡くなった母の夢だった理髪店を開く夢を抱くリャオジエ。しかし、時代の波は父子に無情な現実を突きつける。家を買えると思った矢先、不動産価格は2倍に高騰、少年は残酷な現実を知る。貧しさ故にいじめにも遭い不公平を知ったリャオジエは、遂にオールド・フォックスと出会う。オールド・フォックス(腹黒いキツネ)はリャオジエが住む家の家主の呼称で、高級車を何台も所有し、不動産バブルで儲けまくっていた。オールド・フォックスは「不平等を利用し、強者になれ」とリャオジエに生きる術を教えた。リャオジエはオールド・フォックスの高級車でいじめっ子たちをギャフンと言わせ、力を知ると同時に「君の父は負け組だ」と人のいい父を蔑まれる。オールド・フォックスへの憧れと、父を馬鹿にされた悔しさに挟まれ、リャオジエは初めて父に反抗的な態度を取り「どんな大人になりたい?」という疑問を突きつけられる。「知るもんか!」と泣きながら自転車を走らせるリャオジエ。果たして彼が選ぶ未来とは…。そして、リャオジエの父と門脇さん演じるヤンジュンメイの大人のキスシーンやリャオジエ父子が自宅の壁に線を引き身長を測る心温まるシーン、そして「私みたいになりたいか?」とオールド・フォックスに問われ岐路に立たされたリャオジエの姿が描かれ、心揺さぶる予告編となっている。また本ポスターは、オールド・フォックスの横顔のシルエットの中に父の働くレストランの厨房で宿題をするリャオジエと働く父の姿、そして2人並んで自転車に乗る父子の慎ましやかな日常の姿が収められており、オールド・フォックスという存在に翻弄される父子が表現されている。そして、「ただ、夢をかなえたかったー」というコピーが見るものの胸をざわつかせる。門脇麦/ヤンジュンメイ役 コメント台湾映画でしか感じられない色彩や湿度、空気感がどうしたって強烈に昔から好きで、これまで沢山の台湾の作品に触れてきました。台湾映画に出演できるなんて信じられない!と夢心地で現場に向かい、スクリーンに映る自分を観ても、やっぱり信じられない!と夢心地で、幸福すぎる時間を過ごさせていただきました。その場にただ居さえすれば全てが成立する現場の空気、監督の言葉以上に何かが伝わる眼差し、今思い出しただけでも胸が震えるような、そんな経験をしました。日本での公開、とても嬉しいです。1人でも多くの方にこの作品が届きますように。シャオ・ヤーチュエン監督 コメント他人を思いやることですべての社会問題が解決できると思うほど、私も単純ではありません。しかし思いやりがなければ、社会的な格差と矛盾は拡がっていくことでしょう。では現代社会に向き合い、私は父親として、思いやりが人間としての基本であることを、子供にどう説明したものでしょうか?「オールド・フォックス」このストーリーは、私が子供から十年以上も受け続けた問いが発端となっています。かつて私は両親から価値観を与えられました。しかし世界は変わっていきます。私自身にも新たな学びが必要です。それによって私は自分の子供たちに、変わっても良いもの、変えてはいけないものが何なのかを、伝えられるのではないでしょうか。『オールド・フォックス 11歳の選択』は6月14日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年02月09日欧米映画祭を席巻した話題作『ニューヨーク・オールド・アパートメント』より予告映像が解禁された。本作は、短編「ボン・ボヤージュ」が世界各国の賞を受賞した欧米注目の新進気鋭監督マーク・ウィルキンス待望の長編デビュー作。オランダ人作家アーノン・グランバーグの小説「De heilige Antonio」を基に、アメリカが抱える移民問題を背景に親子の絆の物語をリアルに描きだした。この度解禁された予告映像では、ペルーからN.Y.へと移り不法移民として暮らすデュラン一家が、大都市N.Y.で居場所もなく肩身の狭い生活を送る様子が切り取られている。息子のティトが自転車でフード配達中に車に衝突され、転んでケガを負うが、訴えることもできずに仕方なく謝る姿や、ウェイトレスとして働く母のラファエラが、店主に独立して店を始めると話すと「英語もろくに話せないくせに。冗談だろ」と鼻で笑われてしまう姿が映し出される。一方で、そんな日陰で生きる彼らを照らすひとすじの愛が訪れる。息子たちは謎を秘めた美女クリスティンに恋をし、母は働く店の客で、新たに始める店に投資を持ちかけてきた白人男性のエドワルドにそれぞれ恋をする。しかし、彼らはあるトラブルへと巻き込まれてしまう…。映像には、タレントYOU、映画監督の西川美和、モデル・シンガーアーティストの土屋アンナから寄せられた絶賛コメントも流れ、新進気鋭監督と注目の若手俳優陣の競演による本作へ期待が高まる予告編となっている。『ニューヨーク・オールド・アパートメント』は2024年1月12日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ニューヨーク・オールド・アパートメント 2024年1月12日より新宿シネマカリテほか全国にて公開© 2020 - Dschoint Ventschr Filmproduktion / SRF Schweizer Radio und Fernsehen / blue
2023年12月01日ティー(TTTMSW)とオールドフォークハウス(OLD FOLK HOUSE)のコラボレーションによるユニセックスウェアが登場。2023年11月18日(土)、19日(日)に東京・目黒のフロートで行われる限定ストアにて発売される。ティー×オールドフォークハウスの「ティーハウス」コラボウェア2023年3月、ティーの10周年を記念して行われたダイリクとのコラボレーション。続く第2弾となる今回は、快適さと面白さに焦点をあてた服作りを追求するオールドフォークハウスとタッグを組み、「ティーハウス(TTTOFH)」と題してオールドフォークハウスを象徴する“スタッズ”をあしらったシャツ、フーディ、ニットカーディガンの3型を展開する。クリーンなネイビーを基調にアイテムはいずれも、クリーンな佇まいのネイビーを基調としている。中でも注目は、ティーのシグネチャーアイテムであるニットカーディガンをベースに、大小のスタッズでアレンジを加えた1着。上品さの中にさりげないユーモアを効かせ、1枚着はもちろん、インナーとしても重宝するアイテムとなっている。このほか、アーチ状の大小スタッズと両ブランドのロゴ刺繍やネームタグを施したフーディ、シャツを用意する。詳細ティー×オールドフォークハウス「ティーハウス」価格:・スタッズ フーディ 26,400円・スタッズ シャツ 26,400円・スタッズ ニットカーディガン 26,400円サイズ(共通):S / M / L / XL■限定ストア開催日:2023年11月18日(土)、19日(日)時間:12:00~18:00会場:フロート住所:東京都目黒区目黒本町3丁目1−9
2023年11月17日N.Y.の片隅で疎外されて生きる移民親子の痛切な葛藤と成長を描き出した『The Saint Of The Impossible』が邦題『ニューヨーク・オールド・アパートメント』として、2024年1月12日(金)より日本公開。ポスタービジュアルが解禁された。安定した生活を夢見て、ペルーからN.Y.にやってきた不法移民として暮らすデュラン一家。母ラファエラはウェイトレスをしながら2人の息子を育て、息子たちも配達員として家計を支えるギリギリの毎日。街から疎外された自分を“透明人間”だと憂う2人の息子はある日、謎を秘めた女性クリスティンと出会い、恋に落ちる。一方、母ラファエラも白人男性からの耳触りのいい話に誘われ飲食店を開業するのだが――。アメリカン・ドリームを夢見る母と年頃のピュアな息子たち。そんな“大都会の弱者”である貧しい移民家族に訪れた悲劇。日陰で生きる“何者でもなかった”彼らが恋をして、大切な何かに気づき、はじめて“自分”として生きる意味を見出していく。貧しくも懸命に生きる姿をリアルな息遣いが感じられるN.Y.での大胆なロケと、ウィットに富んだ詩的な映像美で紡ぎ出す珠玉の名作が誕生した。欧米注目新鋭監督と実力派女優、注目若手俳優陣の競演短編『ボン・ボヤージュ』が世界各国の42の賞を受賞し第89回アカデミー賞短編実写映画賞ノミネートを果たした欧米注目の新進気鋭監督マーク・ウィルキンス待望の長編デビュー作。ユダヤ人移民の家族で育ち、母親が強制収容所アウシュヴィッツの生存者だったオランダ人ベストセラー作家アーノン・グランバーグの小説「De heilige Antonio」を基に、アメリカが抱える移民問題を背景に親子の絆の物語をリアルに描いた。南米ペルーのオーディションで選ばれたアドリアーノ・デュランとマルチェロ・デュランは本当の双子で、本作が映画デビュー作となる期待の新星。「LOS MORDOS」というロックバンドでも活躍する。母ラファエラ役には、ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞し、アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた『悲しみのミルク』などで知られる国際派女優のマガリ・ソリエル。反骨精神を持つ移民の母を熱演した。兄弟が出会うミステリアスな女性クリスティン役には、タラ・サラー。ベテラン個性派俳優サイモン・ケザーなどが脇を固める。解禁された本ポスターでは、大都会N.Y.で肩身狭く日々を過ごしている兄弟が、神秘的な魅力を放つ女性と出会い、日々の苦悩を忘れて楽しいひと時を過ごすシーンが切り取られる。「ぼくらは懸命に恋をしたー。“透明人間”だったこの街で」というキャッチコピーが添えられた。『ニューヨーク・オールド・アパートメント』は2024年1月12日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年10月19日砂糖の甘さがしっかりと感じられる、ファミリーマートの「オールドファッションドーナツ(チョコ)」コクのあるチョコレートコーティングがポイントですよ!ガツンと甘さが感じられるドーナツは、甘党さんも大満足間違いなしです。甘党さんも大満足間違いなし!出典:coordisnap「オールドファッションドーナツ(チョコ)」は、ファミリーマートより10月10日(火)に発売されました。価格は128円(税込)です。サイズ感は手のひらほどで、ずっしり感があります。しっとりとした生地出典:coordisnapさっくりと香ばしく揚げた生地は、砂糖の甘さがガツンと感じられます。しっとりとして油脂感もある生地です。甘さがしっかりと感じられるので、甘党さん向けだと感じました。チョコレートコーティング出典:coordisnapチョコレートのコーティングは、チョコのコクも感じられておいしい♡口溶けもよく、生地とマッチしていました。気になるカロリーは?出典:coordisnap1個当たり481kcalです。しっかり甘めなので満足度は高め。ブラックコーヒーや紅茶と一緒に食べるのがおすすめです。3時のおやつにもぴったり出典:coordisnapファミリーマートの「オールドファッションドーナツ(チョコ)」は、しっとりとした生地とコクのあるチョコレートのコーティングがおいしいですよ。さっくり食感で甘さもしっかりと感じられ、3時のおやつにもぴったりですよ。気になる方はファミリーマートでチェックしてくださいね。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店にご確認くださいませ。<writer>どめさん(@chouchou.kitchen)食べること料理をすることが好き2児のママInstagram
2023年10月18日『犬界きってのイケメン』といっても過言ではない、ジャーマンシェパード。知能の高さと優れた身体能力、忠誠心の強さから、世界各国で警察犬や災害救助犬、警備犬など、さまざまな場で活躍しています。キリッとしつつも、どこか温かみのある顔立ちは、ジャーマンシェパードの大きな魅力といえるでしょう。ジャーマンシェパードを動物病院に連れて行った結果ジャーマンシェパードの兄弟である、TOBIくん、BOBIくんと暮らす飼い主(@TobiandbobiInfo)さん。ある日、飼い主さんは愛犬を連れて『お出かけ』をしました。きっと、犬は「遊びに連れて行ってくれるのかな?」と胸を弾ませていたことでしょう。…しかし、この日の目的地は動物病院。そう、健康維持のため、注射を打ってもらう予定があったのです。自分の順番が回ってきた時の、TOBIくんの姿をご覧ください!30kgもある大きな体で飼い主さんに抱きつき、注射におびえるTOBIくん。その姿は、まるでか弱い子犬のよう。『イケメン』『強そう』といった、ジャーマンシェパードのイメージとは大きく異なります!普段のキリッとした姿とのギャップに、心を射抜かれる人が続出。「ごめん爆笑した」「これが『ギャップ萌え』か…!」といった声が上がっています。飼い主さんによると、TOBIくんは注射が終わるまで、ずっと全身でしがみついていたのだとか。きっと、大好きな飼い主さんならば、怖い注射から守ってくれると思ったのでしょう。強い信頼感あっての行動といえますね![文・構成/grape編集部]
2023年10月01日ボリュームあるバストをすっきり見せ!デザインにもこだわったフルカップブラ「どんとこいブラ」は、柔らかいバストや下垂したバストを、高めの前中心に向けてぐっと引き上げてホールドするフルカップブラジャー。Kカップまで対応しているので、グラマーさんでもぴったりのサイズが見つかります。安定感が高いUバックと3列3段ホックが背中のハミ肉を補整。後ろ姿をすっきりとした美しいシルエットに整えます。サイドパネルがバストの広がりを抑えるので、着膨れないすっきりとしたシルエットに。2本のサイドボーンが、集めたお肉をバスト本来の位置でしっかりとキープします。フルカップは「ダサい」「おばさんっぽい」というイメージを持つ人も少なくありませんが、「どんとこいブラ」はそんなイメージを払拭するデザインが魅力。上品で細やかなレースを採用しています。補整力や安定感はもちろんのこと、着けるのが楽しみになるようなおしゃれなブラです。新色のオールドローズは大人かわいい、くすみのあるピンクにベージュの刺繍がなんとも上品なカラーリング。肌馴染みのいいカラーなので透けにくく、秋のファッションも心おきなく楽しめます。おそろいで着けたいショーツも販売します。商品概要商品名:どんとこいブラ価格:6,820円サイズ:カップC~D、アンダー65~80センチカップE~K、アンダー65~90センチカラー:オールドローズ(新色)、アプリコット、アクア、ブラウン、アイボリー、ベージュ、ブラック商品名:どんとこいブラ スタンダードショーツ価格:1,320円サイズ:M、L、LL、3Lカラー:オールドローズ(新色)、アプリコット、アクア、ブラウン、アイボリー、ベージュ、ブラック(マイナビ子育て編集部)<関連リンク>✅5年後の胸に自信を育む。寝返りに負けない独自設計で全方位をカバーするglamoreの「美乳deナイトブラ」に新色2種が登場✅【80万人が愛用】SNSで話題!大人気シリーズ「ナイトブラ付きルームウエア」の長袖タイプが出た♡✅ショーツに重ね履きできてヒップアップも叶うオーバーパンツ「+PANTS」がワコールから発売
2023年09月29日VANS(ヴァンズ)とブリーフィング(BRIEFING)によるコラボレーションスニーカー「オールド スクール(OLD SKOOL)」が登場。2023年9月15日(金)より、ブリーフィング直営店舗ほかにて発売する。VANS×ブリーフィングの「オールド スクール」スニーカー両者にとって初となるコラボレーションでは、“ジャズストライプ”を配したVANSのアイコニックなローカットスニーカー「オールド スクール」を、ブリーフィングらしいカラーリングとタフな仕様にアレンジした。高機能素材「コーデュラナイロン」をアッパーにアッパーには軽量かつ耐久性や撥水性に優れたナイロン「500デニール コーデュラ」と「コーデュラ バリスティック」を採用。シックなブラックカラーを基調としつつも、シューレースやWネームを配したかかとのロゴなどにブリーフィングを象徴するレッドを取り入れることで、さりげないアクセントを加えている。選べる2種類のシューレースを用意また、スタイルに合わせて選べる2種類のシューレースも魅力。紐先のみにレッドを配したブラックのシンプルなデザインに加え、足元にカジュアルな雰囲気を演出する「チェッカーフラッグ」のデザインを用意する。詳細VANS×ブリーフィング「オールド スクール」13,750円発売日:2023年9月15日(金)販売店舗:ブリーフィング直営店舗(ブリーフィングゴルフ専門店を除く)、ブリーフィング公式オンライン、ビリーズ オンラインストアサイズ:22.5~28.5(0.5刻み)、29.0、30.0cm【問い合わせ先】ブリーフィング 六本木ヒルズ店TEL:03-6434-5922
2023年09月11日子供たちに大人気のヒーロー『アンパンマン』は、実は母親にとっても正義の味方!「アンパンマンが『やって~!』っていってるよ」という魔法の言葉を唱えるだけで、筆者の娘は素直にいうことを聞いてくれます。そんな娘の大好物は、味の素株式会社(以下、味の素)が製造・販売している冷凍食品『それゆけ アンパンマンポテト』(以下、『アンパンマンポテト』)。久しぶりに「アンパンマンポテトを食べたい」といわれたので早速調理した結果…なんと失敗してしまいました!シナシナになってしまったアンパンマンは正義の味方の見る影もなく、しなびた野球ボールのように…。味もポテトを食べているとは思えないほどベチョッとして、まるでゴムのようです。ポテト感も全然ありません。大失敗のアンパンマンポテトを見た娘にも「ママこれはないんじゃない?ヘタクソすぎるよ」といわれてしまいました…。そこで本記事では、意外と難しい『アンパンマンポテト』を上手に作るコツをつかむべく、焼き方を徹底検証してみました!電子レンジで『アンパンマンポテト』を調理まず最初にチャレンジしたのは、電子レンジを使った調理方法です。一番簡単でお手軽な調理方法として、販売元である味の素のウェブサイトでも推奨されています。しかし「簡単だけれど、失敗しやすい」「上手にできなかった」と、ネット上での失敗談が多い調理方法でもあるよう。ちなみに筆者が失敗したのも、電子レンジでした。どうやら筆者が失敗した原因は『加熱時間』にあったようです。久しぶりに作るとはいえ、以前は毎日のように調理していた『アンパンマンポテト』。「これくらいだったよね?」と適当な秒数で加熱したのが、愚かな過ちでした…。失敗をもとに、きちんとパッケージに記載されている秒数とワット数で再チャレンジ!筆者の電子レンジは600Wだったので、3つのアンパンマンポテトを並べ、30秒加熱します。でき上がった『アンパンマンポテト』がこちら!キャラクターの顔が崩れることなく、パッケージ記載の見本に近い仕上がりになりました。食感も全体的にしっとりとしてホクホク。柔らかいので、幼い子供でも食べやすそうです。やはり、パッケージに書かれている調理方法をきちんと守ることが大切ですね。トースターで『アンパンマンポテト』を調理次にやってみた調理方法はトースター。一番手軽においしくできる方法として、人気の調理方法です。実は今回の実験にあたり、筆者のママ友に『アンパンマンポテト』の調理方法について聞いてみたところ、なんと5人中5人全員が「トースターを使っている」との回答が。みんなが口をそろえていうのなら、おいしく仕上がるに違いありません!期待をしながらトースターで調理してみました。筆者のトースターは800Wだったので、パッケージに書かれている通り、3分30秒で焼きました。焼く時の注意点として、食パンなどほかの食品を使った直後、トースターが温かい状態で『アンパンマンポテト』を焼くと、予熱で焦げやすくなるかもしれません。トースターがしっかり冷えた状態から調理をスタートしましょう。焼き上がりはこちらです。いい具合に焼き目がついて、見た目からしてとってもおいしそう!肝心の味は、外はカリカリとしていて中はふんわり。まさに揚げたてポテトの食感です。さすがママ友が満場一致でおすすめするだけのことはありますね!娘もひと口食べて「サクサクして、おいしい!」とご満悦のよう。しかしトースターを持っていない家では、カリカリ食感の『アンパンマンポテト』を食べることはできないのでしょうか。「せっかくならトースター以外でもカリッとおいしく食べられる方法はないかな?」と考えました。フライパンで『アンパンマンポテト』を調理そこで、味の素のウェブサイトには掲載されていませんが、フライパンを使用して揚げ焼きにする調理方法にチャレンジ!フライパンに少し多めの油を引いて、十分に温まったら『アンパンマンポテト』を入れます。筆者は大さじ3弱程度の油を使用して、揚げ焼きにしました。油が少ないとくっつきやすくなるので要注意です。焦げつかないように、様子を見ながら両面を焼いたらでき上がり!フライパンで焼いた『アンパンマンポテト』も外はカリカリ、中はもっちりフワフワ。トースターで調理した時と遜色ないおいしさというか、むしろトースターよりもサクッとしていました!より揚げたて感が加わった『アンパンマンポテト』に大満足です。それぞれの調理方法で作った『アンパンマンポテト』の見た目を比較してみましょう。左が電子レンジ、真ん中がトースター、右がフライパンで調理したものです。パッケージと比べると、電子レンジで調理したものが見た目が一番近いと思いました。パッケージに記載の『アンパンマンポテト』には焼き目は付いていないので、電子レンジで調理した『アンパンマンポテト』が正統派な感じがします。しかし筆者の好みでいうと、優勝はフライパンで揚げ焼きにした調理方法。フライパンで焼いたほうがトースターの時より揚げ立て感が強めになります。揚げ立てのカリカリポテトが大好物な筆者には、サクッと感がたまりませんでした。筆者の娘も「揚げ立てみたいで、一番おいしい」と太鼓判!どうやら最初の失敗は挽回できたようで、安心しました。調理してみて、なかなか奥が深いなと感じた『アンパンマンポテト』。久しぶりに食べた娘も幸せそうでした。みなさんもお好みの調理方法で食べてみてはいかがでしょうか。[文/キジカク・構成/grape編集部]
2023年07月27日ディズニーアンバサダーホテルから、マーベル・スタジオ作品に登場するアイアンマンをテーマにしたスペシャルルーム「マーベルスペシャル ルーム“アイアンマン”」が登場。2023年9月13日(水)から2024年1月8日(月)までの期間限定で宿泊できる。ディズニーアンバサダーホテル「アイアンマン」のスペシャルルームマーベル最強のスーパーヒーロー集団「アベンジャーズ」の一員であり、自前の最新鋭パワードスーツで戦うセレブヒーロー、アイアンマン。その世界観を落とし込んだ今回のスペシャルルームでは、アイアンマンの存在を随所に感じる、特別な宿泊体験が楽しめる。世界観を落とし込んだ特別な客室中に入るとまず目を引くのが、今にも動き出しそうにダイナミックなポーズをとるアイアンマンの壁画だ。壁掛けのアートには歴代のパワードスーツに囲まれるトニー・スタークが描かれているほか、アークリアクターをイメージしたコーヒーテーブル、アイアンマンのアイコンが描かれたベッドスローなど、各所に特別な内装が施されている。また、このスペシャルルームの宿泊者に限定して、客室のテレビでディズニーの公式動画配信サービス「ディズニープラス」を視聴可能。アイアンマンに囲まれた客室でシリーズ作品を鑑賞するという、贅沢な観賞会も楽しめる。様々な宿泊者特典さらに、スペシャルルームでしか手に入らない特別なアイテムを宿泊者特典として用意。アイアンマンやマーベルのデザインを施したまくらカバー、オリジナルデザインのポストカード(2種)、ルームキー&キーブックレット、ルームアメニティー、ペーパーバッグが、1室につき各2点ずつ贈られる。11月1日(水)からは、映画『アイアンマン 2』に登場し活躍したスーツケース型のパワードスーツ「マーク 5」をかたどったオリジナルデザインのルームキーケースも追加予定だ。詳細ディズニーアンバサダーホテル「マーベルスペシャル ルーム“アイアンマン”」宿泊可能期間:2023年9月13日(水)〜2024年1月8日(月)■9月13日(水)〜10月20日(金)料金:63,500円〜予約開始日時:7月20日(木) 13:00〜■10月21日(土)〜10月31日(火)料金:未定予約開始日時:宿泊日の3ヶ月前同日 11:00〜■11月1日(水)〜11月30日(木)料金:未定予約開始日時:8月30日(水) 13:00〜■12月1日(金)〜2024年1月8日(月)料金:未定予約開始日時:宿泊日の3ヶ月前同日 11:00〜予約受付:東京ディズニーリゾート・オンライン予約・購入サイトにて定員:大人3名広さ:41m2(C)Disney(C)MARVELArtist Concept Only
2023年07月16日アメリカで11匹の犬と暮らすグッドリンさんファミリー。個性豊かな犬たちとのにぎやかな生活をSNSで紹介しています。この日、飼い主であるブレイデンさんは犬と散歩をしている時の様子を投稿しました。動画には2匹の犬が登場するのですが、犬たちが速足で歩いていたため、彼は「Slow down(スピードを落として)」と声をかけます。ところが、犬たちは歩く速さを緩めようとしません。その時、ブレイデンさんはあることに気が付きます。散歩させていたのは、オーストラリアン・シェパードとジャーマン・シェパードです。そこで彼が2匹にそれぞれ、オーストラリア訛りの英語と、ドイツ語で話しかけてみると…!驚きの結果は、こちらをご覧ください。@thegoodhype Since barking didn't work #dogsoftiktok ♬ original sound - Goodlin Siblings2匹とも、ちゃんと反応して立ち止まったではありませんか!この動画には240万件の『いいね』が集まり、犬の飼い主さんからのコメントが続々と寄せられています。・我が家は柴犬を飼っているんだけど、誰か日本語が話せる人はいませんか?・私の友達の犬はシュナウザーで、その子は私のドイツ語を完ぺきに理解している。・大笑いした!うちのチワワにもスペイン語で試してみるよ。・うちの犬は雑種なんだけど、どうしたらいいかな?ちなみにジャーマン・シェパードはドイツ原産の犬ですが、実はオーストラリアン・シェパードはアメリカ原産です。今や原産地に関わらず、さまざまな犬が世界中で愛されています。愛犬の原産地の言葉で話しかけたらどんな反応を見せてくれるか、試してみると面白そうですね![文・構成/grape編集部]
2023年06月27日タイメックス(TIMEX)と、日本のビデオゲーム「パックマン」によるコラボレーション腕時計「パックマン × タイメックス(PAC-MAN × TIMEX)」が新登場。2023年6月23日(金)より発売される。タイメックス×パックマンのコラボレーション第3弾2021年に続き、タイメックスとパックマンのコラボレーション第3弾が実現。今回は、タイメックスの名作オリジナル「キャンパー」と、“角デジ”の愛称で知られる「クラシック・デジタル」の2種の腕時計をベースに、パックマンの世界観を落とし込んでいるのが特徴だ。「キャンパー」モデルまず「キャンパー」モデルは、秒針の代わりに、パックマン&ゴーストがクルクル回転する特別なディスクを採用。人気キャラクターのカラーに着想したピンクとブルーの2色展開で、いずれも半透明の36mm径樹脂製ケースで表現している。ストラップの長さは調節可能なため、ジェンダー問わずぴったり腕にフィットしてくれるのも嬉しいポイントだ。「クラシック・デジタル」モデル一方、ゲームの液晶画面を彷彿とさせるデジタルモデル「クラシック・デジタル」にも、パックマンの人気キャラクターを随所に採用。液晶周りにメイズのパターンを採用したほか、デジタル液晶のバックライトを点灯させると、インキーが出現するユニークな仕掛けも施されている。またアラーム音の代わりに、パックマンのゲームで使用される音源が鳴るという、ツウな演出も魅力的だ。“ゴースト”のぬいぐるみポーチ付き!なお第3弾コラボレーション腕時計には、ドイツのぬいぐるみメーカー「ニキ(NICI)」とコラボレーションした“もこもこ”ポーチも付属。パックマンに登場するゴーストをモチーフにした、愛らしい見た目に仕上げている。【詳細】パックマン × タイメックス発売日:2023年6月23日(金)予約開始日:5月22日(月)■キャンパーTW2V94000 16,500円TW2V93900 16,500円スペック:クォーツ / 36mm径 / 3気圧防水 / 24時間表示■クラシック・デジタルTW2V94200(ステンレス製伸縮バンド+真鍮製ケース) 17,600円TW2V94100(ナイロンストラップ+樹脂製ケース) 16,500円スペック:クォーツ / 34mm幅 / 3気圧防水 / アラーム・クロノグラフ / カレンダー※いずれも時計とポーチの組み合わせは変更不可。
2023年05月25日味の素株式会社が製造・販売している、冷凍食品『それゆけ アンパンマンポテト(以下、アンパンマンポテト)』。アニメ『アンパンマン』のキャラクターの形をした、ひと口サイズのマッシュポテトで、幼い子供たちに人気があります。※写真はイメージお弁当の一品や小腹が空いた時のおやつなどにもぴったりなので、常備している家庭は多いでしょう。闇落ちした『アンパンマンポテト』『アンパンマンポテト』は凍ったままオーブントースターか、電子レンジで調理をすることができます。しかし、加熱時間を間違えると焦げてしまうなど悲惨な見た目になるケースも…。ス太郎(@nonnonn0505)さんは、娘が1歳の頃、『アンパンマンポテト』を闇落ちさせてしまったといいます。その時の1枚を、ご覧ください。こっわ…!加熱しすぎて膨張し焦げてしまった、おそらく『バイキンマン』と『ドキンちゃん』の形だと思われる、ポテト。かわいらしかった顔はもはや原型をとどめておらず、邪悪な雰囲気を漂わせています…。これは『新しい顔』を焼くしかなさそうですね。想像を上回る『闇落ち』っぷりに笑いが堪えられない人が相次いだようです。投稿にはツッコミのコメントが寄せられていました。・笑いすぎて苦しい…!アンパンマンにフルボッコされたんか。・『暗パンマン』誕生の瞬間である。・深夜に声出して笑った!怖すぎて捨てるのさえはばかられる。・ハリーポッターの映画に登場する『ヴォルデモート』みたい。・分かる!意外と難しいんだよね。私もアンパンマンから煙を出したことがある。『アンパンマンポテト』の焼き具合に失敗してしまう人は少なくないようで、共感の声も上がっていました。子供が笑顔で食べてくれるよう、誰でも上手に焼き上げるコツがあれば、知りたいですね![文・構成/grape編集部]
2023年04月26日幼い子供たちから大人気のアニメ『アンパンマン』。全国5か所に『アンパンマンこどもミュージアム』と呼ばれる施設もあり、さまざまな体験や食事などを楽しめます。館内の点字ブロック上には、『隠れアンパンマン』という金属製のアンパンマンの顔がある施設も。数十個の丸い点で構成されている点字ブロックの中に『隠れアンパンマン』があり、どんなものかが気になって探す子供が一定数いるのです。2023年3月現在、『隠れアンパンマン』をめぐり、SNS上では視覚障がい者などから「点字ブロックの上に子供がいると、歩行時の妨げになる」と指摘が出ており、物議を醸しています。『アンパンマンこどもミュージアム』内の点字ブロックが物議点字ブロックは、視覚障がい者が足裏の触感覚で表面上の突起を認識し、安全に歩行できるようにするためのもの。駅構内や街中などで、白杖を持ちながら、点字ブロックの上を歩く人を見たことがあるでしょう。点字ブロックの上に自転車などが放置され、歩行の妨げになる…といった問題が起きることも、少なくありません。『隠れアンパンマン』の点字ブロックがある施設は、宮城県仙台市にある『仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール』と兵庫県神戸市にある『神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール』。仙台市にある施設の場合、階段や入り口付近などに数十個あるそうです。SNSでは視覚障がい者だけでなく、ほかの利用客からも「階段を降りた先の点字ブロック上にある『隠れアンパンマン』を探していた子供とぶつかりそうになって、ヒヤッとしたことがある」といった反応も上がっています。今回の反応を受けて、『仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール』に、詳しく話を聞いてみました。仙台市の施設では『隠れアンパンマン』撤去予定仙台市にある同施設がオープンしたのは、2011年のこと。開業当時から、『隠れアンパンマン』は施設内に施されていたといいます。点字ブロックの上に『隠れアンパンマン』を入れた理由について、筆者が尋ねると、同施設の担当者はこのように説明しました。お子様が探して楽しんでもらうだけでなく、点字ブロック本来の用途を、保護者の方々が説明してもらうことを想定し作られました。同施設の場合、壁にも『隠れアンパンマン』があります。点字ブロックの上で探す子供よりも、壁のほうを探す子供のほうが多いそうです。また担当者は、「点字ブロック上でぶつかる問題が起きたことはなく、スタッフが安全面に配慮して注意している」とも話しました。一方で、2023年2月には、同施設に視覚障がい者から「子供がいると歩行の妨げになる」という意見も、一部寄せられたとのこと。担当者は、「対策を見直し、取り外すことを検討しているとお伝えしました」と答えています。『隠れアンパンマン』を通じて、子供たちが点字ブロックの存在意義を知るのは、成長する上で大切な機会でしょう。しかし探すことに夢中になるあまり、点字ブロックを使う必要がある人たちに迷惑をかけてしまうのは、本末転倒といえます。『隠れアンパンマン』を探す子供が、視覚障がい者などの歩行の妨げになるという、今回の意見。点字ブロックの意義や視覚障がい者などに配慮する大切さを、多くの人が考えるきっかけとなることを願うばかりです。[文・構成/grape編集部]
2023年03月14日20th Centuryの坂本昌行が、ミュージカル『ザ・ミュージック・マン』の主演を務めることが3日、明らかになった。同作は作曲家メレディス・ウィルソンと劇作家フランクリン・レイシーによって共同制作されたブロードウェイ・ミュージカルで、2022年にヒュー・ジャックマン主演によってリバイバル上演され、話題を呼んでいる。アイオワ州にある田舎町リヴァーシティに、音楽教授と名乗る主人公ハロルド・ヒル(坂本)がやってくるが、彼は実は“ミュージック・マン”と呼ばれる詐欺師で、街の人々に演奏を教えると言ってマーチングバンドを作り、楽器や制服を売りつけてはお金を持ち逃げするという悪質商法を繰り返している。そんな彼がある時、リヴァーシティで図書館の司書として働くマリアンと出会い、徐々に惹かれていくことで、彼女に自分の正体を明かそうとするが、一方で街の人々に素性を暴かれてしまう。『ザ・ミュージック・マン』は1957年にブロードウェイで初演され、『ウェストサイド物語』が同年初演だったにもかかわらず、トニー賞最優秀ミュージカル賞他5部門とグラミー賞ベスト・ミュージカル・シアター・アルバム賞を受賞し、ロングランを記録。1961年にウエストエンドで初演、翌年には劇場映画化し大ヒットを記録し、2003年にはマシュー・ブロデリックとクリスティン・チェノウェス出演でテレビ映画化されるなど、欧米では言わずと知れたブロードウェイの名作ミュージカル。日本でも1985年に野口五郎主演、2010年に西川貴教主演で上演されている。さらに2022年にヒュー・ジャックマン主演によってブロードウェイでリバイバル上演されると、瞬く間に話題となり連日満席、チケット入手困難といわれるほど現在でも大ヒット上演を続けているという。この度、記念すべき日生劇場60周年イヤーの幕開きを飾るべく、演出にダニエル・ゴールドスタインを迎え、装いを新たに上演されることとなった。これまでオン・ブロードウェイでの『GODSPELL』をはじめ、オンオフ問わず数々の作品を手掛け、ブロードウェイのみならず世界各国の演劇シーンで活躍してきたダニエル・ゴールドスタインが、今作で10年ぶりに日本で演出を務める。楽器セールスマンにして実は詐欺師の主人公ハロルド・ヒルを演じるのは、約30年にわたって数多の名作ミュージカルに出演し続けてきた坂本昌行。2016年には読売演劇大賞 優秀男優賞を受賞し、確かな演技力と歌唱力を発揮してきた坂本が、2011年の『ZORRO THE MUSICAL』以来、12年ぶりに日生劇場に登場し、60周年イヤーの開幕を彩る。本作の1番の見どころであり、物語が大団円を迎える際に流れる楽曲「76本のトロンボーン」も、日生劇場60周年の開幕にふさわしいファンファーレとなり、華やかな演出ときらびやかな衣裳、圧巻の音楽に注目となっている。東京公演は日生劇場にて2023年4月11日~5月1日、その後名古屋公演(御園座)、大阪公演(梅田芸術劇場メインホール)、静岡公演(静岡市清水文化会館マリナート)、福岡公演(博多座)と、2023年5月の上演を予定している。○坂本昌行 コメント本作の出演が決まった時、ヒュー・ジャックマンが主演した『THE BOY FROM OZ』を自分が日本で上演させて頂いた事もあり勝手に縁を感じました。今回演じるハロルドは決して悪ではなく、明るく純粋で優しい心を持ち合わせている人物だと思っています。現在、ブロードウェイでヒュー・ジャックマンがハロルド役を演じていますが、彼が持っている明るさは、ハロルドと共通するものがあるので、その辺りを参考にしながら自分らしいハロルドをお届けしたいですね。今、本番中の舞台『凍える』とは、まさに真逆な作品ですが、役者にとってこれほど振り幅がある役をやらせていただけるのは嬉しい事です。初舞台でミュージカルと出会い、その衝撃がいまでも忘れられないほど自分にとってミュージカルは大切なモノです。今作品も自分にとって忘れられない経験になる予感がします。一日も早く稽古を行い、そして幕が開くのを楽しみにしています。今回演出を担当していただけるのは、ブロードウェイほか、世界で活躍するダニエル・ゴールドスタイン氏です。海外のクリエイターと一緒に仕事をする上で、心掛けていることは、海外の作品、役だからと言ってオーバーアクトにならず、純粋に頂いた役を演じるだけです。後は、どれだけ自由に演じられるかを心掛けています。まだ世の中が落ち着かない中での公演ではありますが、劇場で観劇される際は不安な事や嫌な事を全て忘れて、思いっきり作品を楽しんでいただきたいと思います。
2022年12月03日オールドパーク(OLD PARK)とマインデニム(MINEDENIM)によるコラボレーションアイテムが登場。2022年11月12日(土)より、マインドなどで発売される。ヴィンテージマフラーで構築したコラボカーディガン毎シーズン継続してコラボレーションを展開する両ブランドの新作は、ヴィンテージチェックマフラーのみで構築されたカーディガンだ。カーディガンは、1点1点異なる表情を持つマフラーをはぎ合わせて構築。袖や裾に動きが出るよう、マフラーのフリンジ部分を計算し、配置している。また、ボタンの掛け方を工夫することで、左右非対称シルエットにアレンジしたりと、様々な着方を楽しめるのもポイント。カラーは、レッド、ブルー、ブラウン、マルチカラーの4種類となる。【詳細】オールドパーク×マインデニム チェックマフラーカーディガン発売日:2022年11月12日(土)販売店舗:マインド、マインデニム正規取扱店、マインデニムオンラインストア価格:28,600円サイズ:0(フリーサイズ)カラー:レッド、ブルー、ブラウン、マルチカラー(直営店限定)※マルチカラーはマインド及びマインデニムオンラインストア限定。※ヴィンテージマフラーを使用しているため、製品のサイズ、柄の見え方が異なる。
2022年11月12日先日最終回を迎えた、TBSドラマ日曜劇場『オールドルーキー』。綾野剛さん演じる主人公は元サッカー日本代表で、引退した選手がその後、どうキャリアを築いていくかがテーマとなり、話題を呼びました。オールドルーキーで描かれた、スポーツマネジメントの監修を務めたのが、株式会社スポーツバックス代表取締役の澤井芳信さんです。澤井さんはスポーツマネジメント会社を経て独立し、2013年に同社を創業しました。学生時代は京都成章で甲子園準優勝を果たすなど、プロ野球選手を目指していた澤井さんに、スポーツマネジメントの仕事について話をうかがいました。(取材・文鈴木智之)<<関連記事:選手を支える仕事は他にも!川崎フロンターレの選手を支える「ホペイロ」の業務サカイク公式LINEアカウントでイベントや最新情報などをお届け!■アスリートをマネジメントする仕事とは澤井さんが社長を務めるスポーツバックスは、アスリートのマネジメントが主な仕事です。同社には現役メジャーリーガーの鈴木誠也選手を始め、元メジャーリーガーの上原浩治さん、元水泳選手の萩原智子さん、元新体操選手の畠山愛理さんなどが所属しています。澤井さんは業務内容について、次のように説明します。「現役選手のマネジメントに関しては、選手が競技に集中する環境を作り、結果を出すサポートをするのが主な仕事です。具体的には、練習環境を整えたり、トレーニングや身体のケアのサポート、スケジュール管理や取材の窓口、スポンサー探しなどを行っています」■現役時代の経験を活かしたサポートスポーツバックスには、澤井さんが会社を立ち上げた頃から上原浩治さんが所属しています。元読売巨人軍のエースであり、メジャーリーグ移籍後も活躍した名投手です。澤井さんは「引退した選手であれば、それまでの社会経験や競技経験を活かして、どんなことができるかを考えてマネジメントしています」と話します。上原さんは一浪して大学に入り、卒業後、巨人に入団しました。浪人してプロ野球選手になる人は珍しいですが、世の中に目を向けると、浪人経験のある人はたくさんいます。そのような視点から「ビジネスをする方との共通点があるのではないかと思い、現役時代はスポーツ誌だけではなく、ビジネス誌にコラムを書いてもらったり、引退後は、企業の社長と対談する番組にも出演しています」と、アスリートの経験を活かしたサポートを行っています。上原さんはYou Tubeでも人気ですが、澤井さんは「コロナ禍になる前に、You Tubeをしませんか? と提案したんです。おもしろいと言っていただけるのはうれしいですね」と笑顔を見せます。サッカー少年の親が知っておくべき「サカイク10か条」とは■スポーツマネジメントの世界に入ったきっかけは映画だった高校生時代は京都成章で甲子園に出場し、キャプテンとして準優勝を経験した澤井さん。スポーツマネジメントの世界に入ったきっかけは、ある映画だったと言います。「トム・クルーズ主演のザ・エージェントという映画を見て、こういう世界があるのか、かっこいいなと思ったのが、スポーツマネジメントに興味を持ったきっかけです」プロ野球選手を目指し、大学を経て社会人野球を経験しましたが、夢はかなわず。そして、もう一つの夢だったスポーツマネジメント会社に就職。経験を積んで独立し、現在に至ります。オールドルーキーをきっかけに、スポーツマネジメントの仕事に興味を持つ人も増えたそうで「学生さんからの問い合わせも多いです。弊社は新卒採用はしていないのですが、連絡をくれた人には極力会うようにしています」と話します。「スポーツの仕事は、アスリートマネジメント以外にも、球団やリーグで働くこと、栄養士になって選手のサポートをしたり、企業に勤めてスポーツに絡んだ仕事をするなど、いろんなやり方があります。学生さんたちには、視野を広げて、自分は本当に何をしたいかをしっかり考えた方がいいよとアドバイスをさせてもらっています」■競技をやりきることもマネジメント業務に活かせるスポーツマネジメントに興味を持つサカイク読者に向けて「学生時代にしておいたほうがいいこと」を尋ねると、次のようなアドバイスをくれました。「スポーツをしている学生であれば、その競技を全力でやりきることですね。僕は野球でしたが、サカイクを読んでいる方はサッカーが多いと思うので、まずはサッカーを全力でがんばること。嬉しいこと、悔しいこと、両方を経験した方がいいと思います。目標を立てて、それに向かって努力することは、スポーツでも、社会に出てからも活きると思います」さらに、こう付け加えます。「僕自身、学生時代に経験してみたかったのは、チームのマネージャーです。裏方としてマネジメントして、どうすればチームを勝たせるのか? という視点でサポートするのは、おもしろい試みだと思います」マネージャーというと、チームや選手のお世話をするイメージが強いですが、それ以外にも「どんな相手と練習試合を組むと強化になるのか」など、チームを強くなるためにどうすればいいかを考えてサポートをすることは、新たな視点と経験の獲得につながりそうです。■スポーツ選手が活躍する裏側には、多くの支えてくれる人がいるドラマ「オールドルーキー」で、スポーツマネジメントの世界にスポットライトが当たったことで「こんな仕事もあるんだ!」と知るきっかけになった人も多いはず。それと同時に、アスリートが活躍する裏には、多くの人が関わっているという発見もあったのではないでしょうか。次回の記事では、サカイクが大事にする「考える力」や「感謝の心」について、トップアスリートと身近で接する澤井さんのエピソードを紹介します。澤井芳信1980年10月26日京都出身京都成章高校時代に、春夏甲子園に出場。80回記念大会となる夏の甲子園では松坂大輔擁する横浜高校にノーヒットノーランで負け、準優勝。同志社大学に進学し、硬式野球部に所属。大学3年の時、秋季リーグ戦で遊撃手としてベストナインを受賞。その後、プロ野球選手を目指し、社会人野球の新日鐵君津硬式野球部(現在は新日本製鉄かずさマジック)に在籍するが、4年後に現役を引退。引退後、エージェントの仕事に憧れ、スポーツマネジメント会社に転職。2013年に独立し、株式会社スポーツバックスを設立する。サッカー少年の親が知っておくべき「サカイク10か条」とは
2022年09月22日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年6月スタートのテレビドラマ『オールドルーキー』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。チームワーク、信頼、夢、応援。我々に熱いメッセージを伝えてくれた『オールドルーキー』がついに最終回を迎えた。社長 VS 社員の意地の張り合い見込みのないアスリートを切る高柳社長のやり方に反発した新町(綾野剛)。もう後には引けないといった状態で彼はビクトリーを後にした。「現役時代に買ったタワマンのローンはどうなるのか…?」とも一瞬思わされたが、果奈子(榮倉奈々)がインフルエンサーとして活躍しているから、ひとまずは安心である。ビクトリーを辞めてすぐさまデリバリーのアルバイトを始めていた新町の行動の早さにも驚きだ。大きめのリュックを背負い、笑顔で配達する姿はビクトリーにいた時よりキラキラして見えた。絶大な信頼を置いていた新町がいなくなることで困ったのはビクトリーに所属していたJリーガー・伊垣(神尾楓珠)であった。それが気に食わなかったのか、新町を潰そうとするラスボス・高柳社長が動き出す。しかし、そんな高柳社長に対抗し始めたのが塔子(芳根京子)と城(中川大志)だった。高柳「私のやり方が気に入らないというなら、会社を辞めてもらっても構わない」塔子「じゃあ辞めます!」城「僕も!」コントかと思うくらいのスピード感で、二人のビクトリーの退社が決まった。熱い想いも大切だが、この時ばかりはお互い意地を張っているようにしか見えなかった。社長ももう少し冷静かつ寛大であれば、こんな優秀な社員を勢いで失うことはなかったのに。夢を追う人間は輝いて見える「そんな感情的になって仕事辞めて大丈夫!?」と誰もが心配したが、新町と夢を追いかける3人はもう誰にも止められない。伊垣の移籍に無我夢中で取り組む彼らは、「自分たちだけでやってみせる!」「絶対に成功させる!」というただ一心であった。そんな情熱を持って働いている人たちが世の中にどれくらいいるだろう。とりあえず毎日、目の前のタスクをこなし、月に一回来る給料日を待つ。やりがいも目標も気付けば見失っていた社会人に3人は仕事に対する姿勢を思い出させてくれたように思えた。誰かを応援することの楽しさ頑張っている人を見ると応援したくなる気持ちはわかる。スポーツ観戦の醍醐味はそこだろう。一生懸命何かに打ち込む人の姿や想いに圧巻され、パワーをもらえる。こちらが応援すればその応援はスポーツ選手のパワーになる。最初は現役から裏方にまわり歯痒い想いをしていた新町が、スポーツマネジメントの良さに気付きのめり込むことができたのは、応援することの楽しさを知ったからだろう。高柳社長も然り、広いスタジアムで語り合う二人の根底には同じものがあったのだと確信した。ようやくわだかまりが解け、新町はビクトリーに戻ることが決まる。ラストはこれぞハッピーエンドといった演出で締めくくられ、喜び合いながらビクトリーの仲間たちと抱き合う姿は最高だった。個人的には、くっつきそうでくっつかない梅屋敷と塔子の関係も大好きだったのだが、塔子を支える梅屋敷や、梅屋敷を見つめる塔子の目を見ていたら、ドラマで描かれなくとも、この二人が結ばれるのは時間の問題だなと確信した。お互いワインに酔って寝ている相手の頭を撫でたり、ほっぺをツンツンとしたり、最終回の二人は可愛さで溢れていた。スポーツマネジメントというこれまでに馴染みのなかった職業にフォーカスを当てた今作。裏方であるように思われがちだが、その楽しさややりがい、働く人のスキルの高さは計り知れない。頑張る主人公を応援できた3か月間は、一視聴者として、とても楽しい時間となった。ドラマを見終わった今、もっと誰かを応援したい、そんな気持ちが残る素敵な作品に出会えたことに感謝している。コラム連載に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。過去の『オールドルーキー』コラムはこちらから[文・構成/grape編集部]
2022年09月10日綾野剛主演の日曜劇場「オールドルーキー」が9月4日の放送でフィナーレを迎えた。国立競技場でのラストシーンに「綾野剛に0地点ですか?それはMIU404」「綾野剛が国立競技場ってゼロ地点…」などの声が続出。SNSでは大きな盛り上がりを見せている。サッカーだけの人生を歩んできた主人公が突如現役引退することに。しかしスキルや経験が何もないためどん底に追い込まれ、そんななか出会ったのがスポーツマネージメントの世界だった…スポーツマネージメントとアスリートのセカンドキャリアを描いてきた本作。高柳と対立、「ビクトリー」を解雇されてしまった新町亮太郎役で綾野さんが主演。綾野さんのほかスポーツマネージメント会社「ビクトリー」の優秀な若手社員・深沢塔子に芳根京子。新町の妻・留美と親しくなっていくサッカー好きな城拓也に中川大志。塔子のことが好きな梅屋敷聡太に増田貴久。高柳と一緒に「ビクトリー」を立ち上げた葛飾吾郎に高橋克実。「ビクトリー」社長秘書の真崎かほりに岡崎紗絵。元人気アナウンサーで料理本がヒットした新町の妻・新町果奈子に榮倉奈々。果奈子の妹で料理ライターをしている糸山留美に生田絵梨花。新町の新たな道を理解し応援するようになった娘・泉実に稲垣来泉。その妹の明紗に泉谷星奈。“すべてのアスリートにリスペクトを”という企業理念を掲げ「ビクトリー」を立ち上げたが、20年を経てビジネス中心のマインドに変化していった社長の高柳雅史に反町隆史といったキャストが出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回では「ビクトリー」を解雇された新町に続いて、塔子と城も会社を退職。3人で伊垣(神尾楓珠)の海外チームへの移籍を実現させようとする。交渉は難航するがそこに矢崎(横浜流星)が現れ、自分のチームのGMが伊垣の出場する代表戦を見に来ると話す…。1話に登場した矢崎の再登場にSNSでは「初回最終話と出演する横浜流星キーパーソンすぎてとても素敵な演出!」「金髪の横浜流星かっこよすぎたな」「金髪の横浜流星くんかっこよい」などの声が送られる。さらに伊垣が出場する代表戦でのユニフォームにも「日本代表が発表されたばかりの代表ユニ着てるの驚き」「日本代表ユニフォームが、先日発表された最新版という抜け目のなさ」「日本代表のユニフォームも既にニューユニフォームってゆ~のが凄い」などの反応が集まり、最新ユニフォームでの代表戦シーンにも多くの視聴者が注目した模様だ。伊垣の海外移籍が決まった後、高柳は新町を国立競技場のコートに連れてきて、そこでビクトリーに戻るよう告げる…。このラストシーンに「国立競技場で最終回そして、綾野剛とかMIU404と被るなw」「綾野剛に0地点ですか?それはMIU404フラグか?胸熱」「綾野剛が国立競技場ってゼロ地点…」「綾野剛くんが国立競技場にいる!0よ0!」など、綾野さんが主演した「MIU404」の最終回を思い出す視聴者が続出している。(笠緒)
2022年09月05日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年6月スタートのテレビドラマ『オールドルーキー』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。諦めずにひたむきに努力することは大切なことだ。しかし、ある組織の中でそれを行うには時に弊害も出る。『オールドルーキー』第9話では、会社に属するということを改めて考えさせられる回となった。今回は新町(綾野剛)が担当する水泳選手・麻生健次郎(渡辺翔太)が、ドーピング違反で4年間の資格停止を言い渡される。本人は潔白を主張しているが、処分を覆すのが現実的に難しいことは明らかだった。しかし、麻生の年齢を考えると4年間の資格停止は引退を意味するもので、到底受け入れがたい。麻生は、水泳のメダリストだった父親との約束もあり、オリンピックに命をかけていた。そんな彼が絶対にドーピングに手を染めるわけがない。高柳(反町隆史)は、早々に麻生の契約解除を決断するが、新町はそれに反発し、高柳に内緒で、麻生を助けるためにドーピングの潔白を証明することを決意。高柳はそんな新町の身勝手な行動に憤りを感じていた。高柳の考えは、アスリートと自分だけならまだしも、ビクトリーには大勢の社員と所属するアスリートがいる。一人が身勝手な行動をすることで、会社に損失を出し、他のアスリートにも不安と緊張を仰ぐような事態にはしたくないのだろう。会社を守らなければならない経営者として当然の判断であった。震えるほどの綾野剛の熱演!綾野剛と反町隆史の熱い演技が見られた社内での言い合いシーンも、今回ならではの見どころ。熱い想いがぶつかり合う、二人は体も震え、目が血走っていた。さすが大物俳優同士の共演。こちらも二人の緊張が伝わってきて息をすることを忘れてしまう。周りで驚きつつも気配を消していたビクトリー社員の気持ちがよくわかる。「たった一人のために他のアスリートを潰すつもりか?」と問う高柳社長に、新町が放った一言。「たった一人のアスリートを守れないでどうするんですか!!!」これを聞いてハッとさせられた。会社を守りたい社長と今目の前にいるアスリートを守りたい新町の考えは全く異なる様で実は近いのかもしない。二人とも何かを守りたいという気持ちは同じだから。「木を見て森を見ず」という言葉があるが、高柳の言う会社とは森のことで、新町の言うアスリートは木に近い。木だけを見ていては森のことは把握できないだろう。しかし、森を守るためには一本一本の木を大切にしなければならないのも確かである。経営者と社員の立場の違いにより、見えている景色が異なることも面白い。新町の行動は身勝手な部分もあるが、会社のため、利益のためにと本来の企業理念が薄れていってしまっている高柳に喝を入れたようだった。ビクトリーの初期メンバーである葛飾(高橋克己)が、「20年前の社長は新町君と同じこと、言ってましたよ」と言っていたこともあり、新町の言動は忘れかけていた高柳の当時の想いを再確認するきっかけになったに違いない。ついにクビ!?会社に属するということドーピングの潔白を証明するため、可能性がありそうなものをしらみ潰しに探した新町。ビクトリーの仲間たちの協力もありながらも、なかなか上手くいかず、塔子が見つけてきてくれたドーピング違反について詳しい弁護士の先生を頼ることに。そしてこれまで飲んでいたサプリメントを調査機関で検査し、潔白であることが証明された。その結果、4年の資格停止が4か月に軽減。ドーピングの処罰が軽減されることは極めて稀な例である。ハッピーエンドかと思いきや、今回、サプリメントを検査機関に出した費用、世界スポーツ仲裁裁判所への申し立て金、弁護士費用、通訳費用など…ざっと合わせただけでも500万円を超える損失を出した。果たして新町の行動は正しかったのか。一会社員として考えさせられる。会社に属すると言うことは会社に利益を出さないといけないのだから。オリンピックを目指していた麻生が受けるダメージが軽減されたとしても、ビクトリーが受けたダメージとは釣り合わない。「君はクビだ。ビクトリーを解雇する」社長命令を無視したあげくに、これだけの損失…ここまで来ると、さすがに庇えないだろう。視聴者も皆そう思った。次回はついに最終回。新町も心配だが、むず痒い梅屋敷(増田貴久)と塔子(芳根京子)の関係も気になるところ。約3か月間、見守ってきた新町とビクトリーの仲間たちの物語が、いよいよ終わりを迎える。[文・構成/grape編集部]
2022年09月04日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年6月スタートのテレビドラマ『オールドルーキー』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。第8話は、アスリートとそれを支えるコーチの関係、また、お互いを高め合う夫婦について描かれていた。今回担当するバレーボール選手・古川舞(田辺桃子)は、イタリアの強豪『トリエステ』からの移籍の話を断ろうとしていた。舞の想いを尊重したいものの、ビクトリーのためにも何としてでも移籍を進めたい高柳社長との間で板挟みになる塔子は頭を抱えていた。不安な要素を取り除く!塔子&新町のやり方舞が移籍を断る理由は、チームに迷惑をかけたくない想いとアシスタントコーチの宮野紘也(大谷亮平)への恋愛感情だった。しかし、宮野は舞にトリエステへ行くよう勧める。プロならより強いチームで競技できることが良いに決まっているからだ。宮野は舞をサポートするために現役をやめてコーチとなった過去があった。それほど応援しているからこその移籍の勧めだったのだと思う。塔子と新町は二人で話し合ってもらおうと、二人を体育館に呼び寄せる。そして、ずっと舞を支えたいという想いから、宮野自らもイタリアへ行くことを決断し、舞のトリエステへ移籍が決まった。少しお節介すぎるかと思ったが、ただ「移籍しなさい」と頑なに説得するよりも、ずっといいのかもしれない。問題点は何か、解決策は何か、私たちにできることは何か…悩みがいくつもあるなら一つずつ解決していけばいい。不安な要素を一つずつ取り除いていけばいい。非効率かもしれないが、塔子と新町の行動は結果的に舞の決断を自主的に変えることに成功した。強引に丸め込むのではなく、問題を取り除くことで前進させることができたのは、「すべてのアスリートにリスペクトを」というビクトリーの企業理念にも基づいている。今回このような解決ができたのは、これまでのビクトリーの仲間たちの軌跡のおかげだ。新町のアスリートへ対する想いから伝線して、城(中川大志)や梅屋敷(増田貴久)もこれまでアスリートのために行動してきた。それがあったからこそ、高柳社長に反抗するという塔子の成長は素晴らしく、今回の見ものだったといえる。順調すぎて怖い!?『オールドルーキー』の今後の展開新町がビクトリーに入社してからこれまで、ほとんどと言っていいほどアスリート関連の交渉が上手く行っているのも事実だ。また、新町の妻である果奈子(榮倉奈々)も、新町が引退してからSNSで手作りお弁当の発信に注力し、書籍出版にまでたどり着いている。今や、家庭を支える元アナウンサー妻のセカンドキャリアとして世から注目を集めているのである。彼らは一度は壁にぶつかるが、考えて、行動して、その壁を確実に突破してきている。しかし、現実で考えると、ここまで順調なのもなんだか不穏である。物事の全てが上手く行くとは限らない。今回、高柳社長が懸念していたのが新町の独立。行動力のある人間は、アスリートを引き連れて、会社から独立することがあるのだという。そうは言ってもまだ入社して間もない新町にそんな考えがあるのだろうか?ここまで果奈子のお弁当の話題がドラマでピックアップされているのも少し気になる。自分の力で地位を築いて行っている果奈子に新町も影響される日が来るのだろうか?また、社長の懸念することもわからなくはない。腰が低く、影響力があり、チームワークを大切にする新町は人望も厚い。もしかしたら、ビクトリーの仲間を引き連れて独立という可能性も捨てきれないのである。そんな不穏な空気が流れた瞬間だった。ドラマ自体、新町の引退という最初の挫折からどんどん物事が上手く行っているので、クライマックスでどんな展開が待っているのか楽しみである。次回はドーピング問題。果たして新町は次の困難をどう解決するのか?高柳社長とのバトルが見られるのか?是非皆で『オールドルーキー』のラストスパートを見届けよう。[文・構成/grape編集部]
2022年08月27日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年6月スタートのテレビドラマ『オールドルーキー』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。綾野剛が主演を務める日曜劇場『オールドルーキー』の第7話は、車いすテニス吉木修二(福山翔大)と梅屋敷(増田貴久)の熱意がマッチした見応えのある回となった。ビクトリーでは、初めてとなるパラアスリートのマネージメントをすることになったのだが、普段なら利益にシビアな梅屋敷が今回は並々ならぬ熱意で参加をしていた。その理由は、大切な姪っ子への想いからだった。家族を通じて、会社を通じて、このドラマでいま最も心情が変化している梅屋敷。最初はカリカリしていて、いつも怒っている様子だったが、今はどうだろう。表情がどことなく柔らかくなったように思える。また、社内の人間やアスリートに対する思いやりも一段と増している。最初はイケ好かないと思ったけど、実はいいヤツだった。これが梅屋敷の正体である。今回は梅屋敷が目に見えて変化をしていった要因を紐解く。車いすテニスにかける梅屋敷の想い梅屋敷にとって大きな存在となっていたのは、車いすに乗る姪っ子の近藤桜(池端杏慈)だった。桜もテニスをやっていたが、中学1年生の時に脊髄(せきずい)の病気で、その後は車いす生活を余儀なくされ、テニスからも離れてしまっていた。そんな桜のために、梅屋敷は車いすテニスで活躍する吉木の姿を一度見て欲しいと思ったのだろう。同じ境遇で頑張る人に会えば、何か生きるヒントをもらえるかもしれない。しかし、梅屋敷のそれはある種の同情だった。可哀想だから手を差し伸べていた感覚に近いのだと思う。しかし、吉木が熱心にテニスに打ち込む姿を見て徐々に考えが変化していったのである。その想いはスポンサーへ向けた梅屋敷のプレゼンではっきりとわかった。「吉木さんのことも、どこかでかわいそうって思っていたんです。でも、必死に頑張っている姿を見て、間違っていることに気づきました。パラスポーツは特別なものではない。どのスポーツともなんら変わらないです。障害はハンデじゃない。君の個性だよって」ビクトリーの社訓である「すべてのアスリートにリスペクトを」を大切にしている梅屋敷の想いが伝わる言葉であった。この想いが届いたのか、吉木の試合後、姪っ子の桜は「車いすを買って」とおねだりをしていた。姪っ子の心境の変化と希望に満ちた言葉に、顔を赤くして涙が溢れ出す、梅屋敷の姿はとても胸に来るものがあった。新町の影響とライバルだった塔子の存在梅屋敷が変化したのは、新町(綾野剛)と、ライバル関係にあった塔子(芳根京子)の存在もあるだろう。最初の頃の梅屋敷を思い返してみると、「自分さえ出来ていれば良い」という考え方だったのかもしれない。仕事が出来る人にありがちである。仕事が出来ない人に手を貸すこともしなければ、仕事が出来る人を目にすると危機感なのか異常にライバル心を燃やす。しかし、ここ数話でその関係が変わって来ている。それは新町のチームワーク精神のおかげだ。前回のバスケットボール選手の回では、新町が周囲にお手伝いをお願いし、チーム一丸となって仕事を成功させた。個々で戦っていたビクトリーのメンバーが今はチームで仕事をするようになったのである。今までライバル視していた塔子の見方が変化したのもそのおかげだと思う。ライバルから仲間に変化したことで梅屋敷のより人間らしい一面が見られたのではないか。『オールドルーキー』の初回で増田貴久の演技を見たときは、梅屋敷の怒りっぽいイメージに結びつかなかった面もあったが、優しさが溢れ出す今は増田貴久ならではの良さを感じた。塔子への闘争心が恋心に変わったのは意外であったが、これはこれで今やドラマを盛り上げる要素となっている。1話だけでなく長いスパンで見ることで、登場人物の心境の変化や主人公が与える影響が見えてくることもある。『オールドルーキー』はただの1話完結ドラマではない。最初とは明らかに違う、ビクトリーメンバーの成長や変化にも注目していただきたい。[文・構成/grape編集部]
2022年08月22日綾野剛主演「オールドルーキー」の第8話が8月21日放送。トップスイマー役で出演した渡辺翔太に「飛び込みも泳ぎも、演技も自然」「泳いでる姿綺麗すぎ」などの声とともに、プロバレーボール選手役でゲスト出演した田辺桃子の演技にも注目が集まってる。サッカーだけの人生を歩んできたトップアスリートが突如引退、スポーツマネージメント企業でセカンドキャリアを歩んでいく姿を描く本作。キャストはスポーツマネージメント会社「ビクトリー」の社員になった新町亮太郎に綾野さん。アスリートとの結婚を目論んでスポーツマネジメントの道に進んだ深沢塔子に芳根京子。インフルエンサーとして人気になった元アナウンサーで新町の妻の新町果奈子に榮倉さん。ビクトリー社員の城拓也に中川大志。ビクトリーの社長秘書・真崎かほりに岡崎紗絵。梅屋敷聡太に増田貴久。ビクトリー創業メンバーの葛飾吾郎に高橋克実。果奈子の妹・糸山留美に生田絵梨花。ビクトリー社長の高柳雅史に反町隆史といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。塔子が担当するバレーボール選手・古川舞(田辺さん)に、イタリアの強豪・トリエステから誘いがかかるが舞は移籍を断る。移籍を強く推し進めたい高柳と塔子は対立。高柳はかほりも担当につけ舞を説得しようとする。一方、レシピ本が人気となった果奈子には地方での講演依頼が舞い込み、長期間家を空けることに。新町が家事を担当することになりつつ、水泳選手の麻生健次郎(渡辺翔太)を担当することになる…というのが今回の物語。練習中の麻生のもとを訪ねた新町。麻生は新町に「プロになるつもりなんです」と宣言。自分が恵まれ過ぎた環境にいることで甘えが出てしまうと言う麻生は、ハングリーになって自分を追い込みたいと、その理由を語る…。渡辺さんの水泳選手ぶりに「飛び込みも泳ぎも、演技も自然だったしそこにいたのは水泳選手の麻生君だった」「泳ぎもすごく綺麗だった いつもの翔太くんと全くの別人麻生健次郎さんだった」「水泳選手の役、すごく素敵だった。演技もすごくよかった」などの声が送られる。特にその泳ぎに「入水とても綺麗だった」「泳いでる姿綺麗すぎ」といった反応も。一方、舞が移籍を躊躇していた理由がアシスタントコーチの宮野紘也(大谷亮平)への恋愛感情だったことが判り、アスリートのプライベートに踏み込むことを躊躇していた塔子だが、宮野に対し、舞の想いに答えを出して欲しいと頼み込む。宮野は舞のために自分もイタリアについて行くと舞に伝え、舞は移籍を決意する…という展開に。舞の想いに宮野が答えるシーンのやり取りにも「大谷亮平と田辺桃子ちゃんのシーン、うますぎて泣けた」「田辺桃子ちゃんの演技やっぱ良い、泣き笑いの演技が良かった」などの反応が寄せられている。【第9話あらすじ】麻生がドーピング違反で4年間の資格停止を言い渡される。本人は潔白を主張するも処分を覆すのは現実的には難しく、麻生の年齢を考えると4年間の資格停止は引退を意味するもので、到底受け入れ難い。さらにドーピングスキャンダルの影響はビクトリーにも大きく影響、高柳は麻生の契約解除を決断するが新町はそれに反発。高柳に内緒で麻生を助けるために行動を起こす…。「オールドルーキー」は毎週日曜21:00~TBS系にて放送中。(笠緒)
2022年08月21日