オスカー大本命!? ジェニファー・ローレンスが語る『世界にひとつのプレイブック』
と表現する。
本作でジェニファーが演じたキャラクターは、ラブロマンス映画史上いなかったであろう強烈な存在。愛らしい姿からは想像もつかない過激な発言と、突飛な行動を繰り出すティファニーのことを、「彼女はとてもタフで他人の意見を受けつけないタイプなの。ティファニーのことは大好きよ。ちょっと普通じゃないところがいい」と語る。「生きるということの本当の意味を分かっていて、どうやって人生を歩んでいけばいいかも知ってる。自分が完璧じゃないことも分かっていて、完璧になりたいとも思わない。他者には、ありのままの自分を見てもらいたいと思っている。
彼女はなんていうか…自分らしくて、それでいいと思える人なのよ」。
しかし、本作に登場するのは何もティファニーだけが突出して変わった登場人物なわけではない。言わばこのストーリーに登場するキャラクター全員が変わっていて、ある点において“極端”なのだ。それについて彼女は「(本作の監督)デヴィッド・O・ラッセルの人となりが表れている」と分析する。「普通の映画では たまに突飛なキャラクターが一人くらいいるものだけどこの映画ではみんなクレイジーで極端なのよ。それが全てにおいて私たちのやり方なの。