「Mステ」ドタキャン事件の「t.A.T.u」、マネージャーから20億円の訴訟を起こされる
の取材によると、バックリー氏の話では、2011年に出会ったときのリェーナはソロ活動が軌道にのっておらず、「落ち込んでいて、自分が何をしたいのか方向性を見失っていた」そうで、ファンに対しても「横柄で、人の気持ちを逆なでするような攻撃的で、失礼な態度」を取っていたという。
バックリー氏はそのイメージを覆す努力を最大限行い、それが功を奏して2012年の再結成に結びついたのだと主張。しかしながら、バックリー氏は2013年にマネージメント料を一切払われることなく、一方的にマネージメント契約を破棄されたという。そこで、彼はリェーナに対して2,000万ドル(20億円)を要求する訴訟を今回起こすに至った。
しかし、うがった見方をすると、これも「t.A.T.u」の話題作りの一つではないかとも思えてくる。というのも、人気絶頂の2003年の頃、彼女たちはイギリスでの公演を無茶苦茶な理由をつけて直前にキャンセルしたのを始め、各地で不条理なドタキャンを繰り返していた。日本でも2003年6月27日、音楽番組「ミュージックステーション」で、冒頭には出演したものの、その後行方をくらますという事件を起こしている。本人たちは「自分たちのステージにしたかった。