『最強のふたり』のオマール・シーが初来日! ダンスをリクエストされ日本語で「ダメよ~ダメダメ」
実はこの企画は『最強のふたり』よりも前からあったものなんです」と明かし、「この映画を通じてパリの違う側面が見られると思います。私は映画の中で常に“ユーモア”と“人間性”というものを大事に描くことを心がけています」と作品に込めた思いを語る。
苦境の中でも常に笑顔を失わない主人公について、オマールは「これまでに演じたことのないタイプの役であり難しかったですし、僕自身とはかけ離れたキャラクターでした。こういうつらい人生を送る人々はたくさんいると思いますが、それでも日々を生きていかなくてはいけないし、その上で希望を持っていなくてはいけない。その希望が笑顔に象徴されていると思います」と語った。
オマール自身は『最強のふたり』で成功をおさめた後、次々と話題作に出演。フランスに留まらず『X-MEN』などハリウッド大作にも呼ばれるようになったが、そうした変化について「正直、人生が一変した感じです。英語も勉強しなくてはいけなかったし、いまこうして日本にいるというのもそう。
こうやって服も靴も新しくなったしね(笑)。いろんなことがいい方に変わっていまは幸せに思っています」と満面の笑みを浮かべて語った。ちなみに本作のオマールが演じた主人公は、サンバという名前なのに踊れないという設定。