【特別映像】ジョン・ラセターも太鼓判!『ベイマックス』と併映の短編『愛犬とごちそう』
自身も愛犬家で3匹の犬と育った彼は、愛犬の表情や仕草はもちろん、彼はウィンストンの足と体の動きには強いこだわりを持って描いたという。時には本物の犬をスタジオに連れてきて、他のアニメーターと共にその動きを細かくスケッチしたそうで、「最近(のディズニー・アニメーション作品)は人間が主人公の作品が続いていたので、スタッフの半数近くが四足歩行の動物をアニメートしたことがなかったんです。特に足の動きが非常に複雑なので、ビデオに撮り、何度も何度も繰り返して見て研究しました」とふり返る。
第85回アカデミー賞では『紙ひこうき』が見事「短編アニメーション賞」を受賞しているが、オズボーン監督は「そんな期待は一切していません。僕はたくさんの人々に楽しんで観てもらえれば十分満足ですよ。それが、何よりの“ご褒美”です」と謙虚に語り、「もし一生短編だけ撮って暮らしていけるなら迷わずその道を選びます(笑)」と、すっかり短編監督にはまってしまった様子だ。
同じく愛犬家でもあるジョン・ラセターからは「素晴らしいよ!おめでとう!」と太鼓判を押されたという本作にも、期待が高まるところだ。
『ベイマックス』と同時上映短編アニメーション『愛犬とごちそう』は12月20日(土)より全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
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