【シネマ羅針盤】ジョニデ“輝き”取り戻せるか? 2015年は俳優キャリアの正念場
に対し、冷ややかな視線が注がれ始めている。
その理由は『ローン・レンジャー』『トランセンデンス』『ラム・ダイアリー』など近年の主演作が軒並み、期待を裏切る興行成績に終わっているからだ。注目すべきは盟友ティム・バートン監督とタッグを組んだ『ダーク・シャドウ』が本国では低調だったのに対し、日本を含めた海外マーケットで、好調だったという点。会見でもジョニーは「日本のファンはいつも温かい」と感謝を述べたが、彼の今後を左右するのは、我ら日本人なのかも…。
ファンにとっては『アリス・イン・ワンダーランド』の続編『Alice in Wonderland: Through the Looking Glass』(原題)、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作『Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales』(原題)と今後も楽しみは尽きないだけに、俳優キャリアの正念場である2015年こそ、ジョニーが真の輝きを取り戻す復活劇に期待したい。「映画がコケたのは、チュパカブラのせい」なんてジョーク、笑えない。
『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』は2月6日(金)