次世代オンラインショップは「愛」「知恵」「時間」でショッピング!?
商品を買いたい人から、お金のかわりに、「愛」(たとえば、その商品への愛をこめた原稿用紙数枚)や「知恵」(たとえば、その商品をよりよくするためのアイデア)、「時間」(たとえば、商品をつくった人に弟子入りする)などをもらう形。商品を、お金では売らないことで、その商品に、購入者からお金以上の価値を感じてもらえることを目指しているという。
なるほど、確かにモノを買うとき、モノの価値を値札の金額を基準にして考えてしまうところがあるのではないだろうか。でも、作り手側からすれば、心を込めて作っている商品に、値段以上の価値を感じてもらいたいというのが本音かもしれない。
「WITHOUT MONEY SALE」のルールはこうだ。出品商品は毎回1つで販売個数も事前に決まっている。商品はお金ではなく、愛や 知恵、時間など、お金以外のものとの交換によってのみ手に入る。出品者は公募される。
第一弾となる商品は、国産のオーガニックコスメ「アムリターラ」がプロデュースによる徳重紅梅園「鶯宿梅の幻の梅干し」。鶯宿梅は、平安時代に詠まれた「鶯宿梅」という有名な歌の題材になっていて、1200年の伝統を誇る古来品種の梅だという。