“魔女”メリル・ストリープが流す涙の理由…『イントゥ・ザ・ウッズ』比較ビジュアル公開
本作の魔女が塔に閉じ込めたのは、ゴーテルのように若さを求め魔法の髪を独り占めした訳ではなく、自身に降り掛かった呪いで醜く老いた見た目にコンプレックスを感じ、若く美しい見た目であれば、ラプンツェルが自分を愛してくれると信じて呪いを解くために必死になったという、彼女への愛が強すぎた故の行動だったのだ。
歴代最多アカデミー賞19回ノミネートを本作で達成したメリルは、ラプンツェル役のマッケンジー・マウジーに対し「完璧なキャスティングじゃないかしら。彼女の美しすぎる歌声は、ラプンツェルにピッタリですもの。野に咲く花のように可憐で初々しく、とってもスイートで感情豊かな彼女のことが大好きになったし、共演出来て最高にラッキーだったと思うわ」と、母と娘のような愛情たっぷりなコメントを語った。
本作のラプンツェルは、魔女からの大きすぎる愛情を振り切って、自ら外の世界に踏み出そうとするリアルなティーンエイジャー。彼女たちが贈る“親子愛”は大人から若者まで幅広い共感を得ること間違いなしだ。
『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
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イントゥ・ザ・ウッズ 2015年3月14日より全国にて公開
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