書家・紫舟が“感情”を“漢字”で表現!『インサイド・ヘッド』ビジュアル完成
と語るとおり、そのビジュアルを見るだけで、それぞれがどんなキャラクターなのかすぐに理解することができる。
日本の伝統的な文字に内包される表情や感情を書を通じて引き出し、アートとして世界に発信する傍ら、NHK大河ドラマ「龍馬伝」の題字やTVCM、海外の国際会議での招待公演など、各方面でその才能を発揮、「いつかハリウッド映画のタイトルを書きたい」という夢をもつ映画好きでもある紫舟さん。今回のオファーについて、「漢字は、ひとつの意味だけでなく、複数の意味を持っています。制作時は、映画に出てくるそれぞれのキャラクターがもつ感情の体現化に努めました」と語り、5つの感情たちを以下のように表現したという。
“ヨロコビ”=「喜」太陽のように明るく朗らかな気持ち、赤ちゃんが生まれた時の一番最初の感情といわれる「喜」を表現
“カナシミ”=「悲」悲しみがあることによって喜びが大きくなる。感情として必要で、いとおしくなる「悲」に表現
“イカリ” =「怒」ポジティブで正義を貫き、よい方向に導く感情としての「怒」。怒っていても、愛らしくも感じられるよう表現
“ビビリ”=「怖」怖=繊細で危険に気づくのが早い。「石橋を叩いて渡る」