Kiroro、代表曲「Best Friend」への思い 『アーロと少年』きっかけに15年ぶり再録
アーロと出会い、お互いにできることをして、困難を乗り越える姿は応援したくなる」と大いにうなずく。
2001年6月に発売された「Best Friend」は当時、NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」の主題歌に起用され、現在でも結婚式や卒業式の定番ソングとして支持されている。デビュー後にのどを痛めた玉城さんが、自分を支えてくれる金城さんや周囲の人々への感謝をこめた楽曲だ。「もともと親友同士だった私たちですが、プロの道を歩む中で、自分だけがつらいと感じてしまい、綾(金城さん)にプレッシャーをかけてしまったことも」(玉城さん)。
そんな“ベストフレンド”の思いに、金城さんも「私も常にいい関係性でいたいという思いがあったし、この曲が生まれたおかげで、二人の絆がより強くなった」としみじみ。15年ぶりの再録に「いまの私なら、臆病なアーロに『怖いものを乗り越えた先にしか見えない景色があるよ』って言ってあげられるかもしれない」(玉城さん)、「二人でKiroroだと再確認できたし、『ちゅらさん』の頃とはまた違う楽曲になった」(金城さん)と思いも新ただ。現在は歌手活動と並行し、ともに3児の母親として子育てに奮闘中だ。