2016年3月22日 20:00
最も危険な独裁者が“モノマネ芸人”としてブレイク!? 『帰ってきたヒトラー』公開&来日決定
権威ある「タイムズ」のベストセラーリストでも堂々NO.1に輝いた問題小説が、まさかの映画化!
第二次世界大戦から70年。全てが変わった現代社会で、あのころと変わらぬ思想とともに生きる男が繰り出すギャップに爆笑し、誰よりも愛国心に富んだまっすぐな情熱に惹かれてしまい、正気と狂気の一線を見失う現代の民衆の危険さを、本作はモラルと背徳の間ギリギリのユーモアで描き出していく。
主人公を演じるのは、リアリティを追求するために選ばれた無名の実力派舞台俳優オリヴァー・マスッチ。ヒトラーに扮した彼が街に飛び込み、実在の政治家や有名人、果てはネオナチと顔を合わせるというアドリブシーンを盛り込んだセンセーショナルな展開と、原作とは異なる予測不能な結末は、本国では『インサイド・ヘッド』越えで第1位を記録するなど、一大ブームを巻き起こした。
今回解禁されたポスターは、トレードマークの大きな七三ヘアと、そのすぐ横に立つヒトラーを見比べれば、思わずクスッとしてしまい、チョビヒゲスペースに置かれた「笑うな危険」の文字にもブラックなユーモアが利いているビジュアルとなっている。「21世紀の諸君、お待たせしました。」