くらし情報『ハリソン・フォード『正義のゆくえ』インタビュー 67歳の挑戦者が開いた新たな道』

2009年9月15日 23:17

ハリソン・フォード『正義のゆくえ』インタビュー 67歳の挑戦者が開いた新たな道

ハリソンは「アメリカの移民問題に関して、私たちは狭い考え方で捉えがちだ。だが実際は、いくつもの国と様々な人種が絡んだ複雑な問題なんだ」と広い視点でこの問題を考えることを提起する。

本作は、決して潤沢な資金に支えられて製作されたわけではない。撮影チームの指揮を執ったウェイン・クラマー監督について、ハリソンの評価は?
「ウェインは非常に明確な映像プランの持ち主だね。あらかじめ全シーンの絵コンテを用意しているんだ。あそこまで綿密なプランを持った監督には、いままで出会ったことがないよ。ただそれだけじゃなくて、撮影現場では周囲の意見を聞く余裕をちゃんと持ち合わせている。一緒に仕事をする上で、本当にありがたい存在だ」と20以上も歳の離れた新鋭監督に最大限の称賛を贈る。


そして、自身の代表作『インディ・ジョーンズ』を引き合いに出しながら、この作品に出演した喜びを素直にこう表現する。
「『正義のゆくえ』と『インディ・ジョーンズ』シリーズほど、かけ離れた作品はないよ。全く異なるタイプの作品に出演して、自分が演じる役にいままでとは違う新たな可能性を得ることができたのは、素晴らしいことだと思う。客層の幅も広がるしね。

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