『2012』インタビュー エメリッヒが「この映画の良心」と称した地質学者の素顔
(Photo:cinemacafe.net)
「誰も見たことのない映像がある」
災害やパニックを描く作品は作り尽くされた感もあるが、イジョフォーは「ここには誰も見たことのない映像がある」と自信をのぞかせる。
「ローランドはこのジャンルにおける第一人者。その彼がいままで以上のスケールに挑んでいるんだ。加えて、キャラクターが魅力的で、しっかりしたドラマがある。人間の持つ希望や恐怖、倫理が描かれている。地球を大切に、というエコロジカルな視点にも触れる作品になったと思う」。
VFXを多用するため、撮影現場ではグリーンスクリーンに囲まれて演じていたが、「僕は舞台出身だから、想像力を使って演じるという点で違和感はなかった。舞台では、細い枝2本を置いて森と設定する場合もあるからね。ローランドがとても説明上手なのにも助けられた。ただ、完成した映像は僕の想像をはるかに越える壮大さで、本当に驚かされた」。
エメリッヒにとって、この映画は“ラブ・アフェア”?
一見、温和な印象のエメリッヒについて、「とてもナイスガイで穏やかな人。超大作のトップに立つ姿は意外でもあるんだけど、素晴らしいアイディアも経験も豊富で、気持ちよく一緒に働ける」と語る。
「そういえば、なぜディザスター・ムービーばかり撮るのかと尋ねたら、彼は『これはラブ・アフェアなんだよ』と笑っていたよ」。
エメリッヒが「この映画の良心」と評したエイドリアンだが、イジョフォー自身はストーリーが進む中で彼が下す決断について、「賛否両論、分かれるところだと思う」と言う。
「僕は彼の行動は正しいと思うけど。もし僕自身がこういう事態に直面したら、やはり本能や勘に頼ると思うね」。
(text:Yuki Tominaga)
ローランド・エメリッヒ インタビュー
http://www.cinemacafe.net/news/cgi/interview/2009/08/6491/
ジョン・キューザック インタビュー:coming soon
■関連作品:
2012 2009年11月21日より丸の内ルーブルほか全国にて公開
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