柄本明が探る“人間”を演じることとは? 「情熱大陸」に登場
73歳となった現在も出演オファーが絶えない俳優・柄本明が、11月21日(日)放送の「情熱大陸」に登場。芝居を始めた動機を、しばしば“青春の誤解”と語り、「劇団東京乾電池」の座長を務めながら舞台に映画にテレビドラマにと第一線で走り続けている柄本さんが探る“人間”を演じることに迫る。
1948年、東京都出身。映画好きの両親のもとに育ち、高校卒業後はサラリーマンとして働いた。しかし、入社2年目の暮れに知り合いに連れられて早稲田小劇場で観た舞台に衝撃を受け、芝居の世界に。アルバイトをしながら自由劇場などの舞台に立ち、28歳で「劇団東京乾電池」をベンガル、綾田俊樹と共に結成。旗揚げ公演は野次が飛ぶほど散々だったが、次第に「面白い」と評判を呼び、柄本さん自身、映画やテレビなどにも活躍の場を広げた。

1998年、映画『カンゾー先生』で第22回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、2010年には『悪人』で第34回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。2011年には紫綬褒章を受章。2015年には第41回放送文化基金賞 番組部門「演技賞」受賞。2019年には旭日小綬章を受章している。
そんな柄本さんが目下励んでいるのが、自身が主役を務める舞台「本日も休診」