2022年2月9日 12:30
山田涼介&眞島秀和が監督と笑顔見せる『大怪獣のあとしまつ』 オフショット・クランクアップ写真
最後は三木組常連とも言えるオダギリジョー演じる青島涼(通称:ブルース)と青島行きつけの食堂従業員でサヨコ役・二階堂ふみと監督をおさえたオフショット。巨大怪獣の腐敗ガス問題が発生し、避難指示区域が拡大されたことで自分もその圏内に入ってしまい絶望するサヨコ。その様子をみたブルースはアラタからの協力要請を受ける決意をするという重要なシーンを撮り終えた後の現場での様子が切り取られている。
もともと本作は、2020年3月にクランクインし、4月末にはクランクアップ予定だった。だが新型コロナウイルス拡大の影響を受け、撮影中断と公開延期が決定。万全の体制を整え2021年1月にキャスト・スタッフが再集結し、3月に無事クランクアップを迎えた。新型コロナ拡大に2度の緊急事態宣言…制約とイレギュラーに満ちた現場だったが、三木監督は「おかげでいろんなプランを練り直し、効率的な撮影方法を考えなければならなかった。コンテも見直すことになり、結果的に映画としてよりパワーアップできたと思います」と手ごたえを感じている。
劇中の内容さながら、大きな試練がありながらも豪華キャスト陣が集結し見事に完成した本作の、和やかな撮影風景がうかがえるオフショット写真となっている。