サム・ワーシントン来日! スターになっても「履いてるブーツは昔と同じ」
演技レッスンを受けているような感じだったよ」とふり返った。
また、別の女性記者から「見事な肉体の秘訣は?」と尋ねられると、声を上げて爆笑。「赤面してきたよ(笑)」と照れつつ「ビールを控えたね。普段の僕は怠惰な人間なんだけど、この映画はトレーニングなしでは続かないと思ったので、“地獄の”トレーニングをこなしたんだ」と明かした。
ルテリエ監督はそんなサムを絶賛。「サムは、実はメガネなしではいられないくらい目が悪いんだ。一度、あるシーンで手を突き出したときに(よく見えてなくて)誤って岩に手をぶつけて爪をはがしてしまったこともあったんだ。まあ、僕はそれを見ても冷静に『テイク2!』って言ったんだけど(笑)」と撮影中のエピソードを明かした。
サムは頷きながら「過酷な人だったよ」とポツリ。この2人、会見中も冗談を言い合い、仲の良さそうな様子を見せた。サムは監督を「隣りにいる76歳の男」と表現。監督もすかさず反撃に転じ、本作のオリジナル版であり、80年代に製作された『タイタンの戦い』のプロデュースを務めた巨匠レイ・ハリーハウゼンと対面したときの様子について「ハリーハウゼンには『キャストはベストな人材を揃えろ』とアドバイスされたけど、残念ながら実際にやって来たのはサムだったんだ…」