引退目前の海上警察官がサメ退治に乗り出す!『シャーク・ド・フランス』8月公開&予告編
彼らは、「もう一度原点(の『ジョーズ』)に立ち返ろう」と脚本を書き上げ、早期退職を間近に控えた海上警察官を主人公にしながらも、現代的な風刺を効かせた、ほかのサメ映画とは一線を画す、オフビートでスタイリッシュなコメディ映画として作り上げている。
主人公マジャを演じるのは、『私は確信する』(18)、『ヴィーガンズ・ハム』(21)、『私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?』(22)、さらに第53回東京国際映画祭でグランプリを受賞した『ザ・ビースト(英題)』(22)などの話題作への出演が続くいま注目のフランス人俳優マリナ・フォイス。もともとは劇団でコメディエンヌとして活躍していた彼女の本領が本作で発揮され、異常なまでにサメ退治にのめり込む海上警察官を演じる。
解禁された予告編は、引退を間近に控えた海上警察官の主人公マジャが、観光地で賑わう海にサメが現れたことで、ビーチを封鎖しようと上司に提案するシーンから始まる。しかし、「寝ぼけたことを言うな あり得ない」「引退が近いから幻を見たのだろう」「『ジョーズ』の見すぎだ」と、周りの人たちは言い、誰も彼女の話を信じない。だが、観光客で賑わうビーチに、サメの影は刻一刻と近づいてくる。