2023年8月14日 17:00
磯村勇斗「盲目の青年から気付かされた」若手の登竜門でWグランプリ『はこぶね』コメント予告
本作では強烈な存在感と独特な佇まいが絶賛されて田辺・弁慶映画祭で俳優賞スペシャルメンション、TAMA NEW WAVEでベスト男優賞を受賞。
共演は東京で役者をする同級生の大畑を演じた高見こころ、西村の生活の面倒を見る伯母を演じるのは、作家など多方面で活躍する内田春菊、認知症の進む祖父に扮する外波山文明ら実力派キャストが揃った。
監督を務めたのは1989年生まれ、兵庫県出身の大西諒。未経験から映画美学校で映画制作を学び、卒業後に制作した本作が初長編映画となる。
単独公開に合わせ、主演の木村さん、大西監督からコメントが到着。また、映画監督の瀬々敬久、俳優の磯村勇斗ら、著名人からの推薦コメントも多く寄せられコメント予告も解禁。
瀬々監督は木村さんについて「拒絶でもなく容認でもなく赦しでもなく、ただ存在している」と語り、「今を生きるということを徹底的に描いた映画だ。それだけで尊い映画だ」とコメント。磯村さんは「世の中を窮屈にさせているのは自分の感性かもしれない。盲目の青年から僕は気付かされた」と寄せている。
木村知貴(主演)コメント
生きてると色々ありますが、この映画を観てちょっとだけ気持ちが軽くなったり、それでも生きていこうと思って貰えると嬉しいです。