舞台「千と千尋の神隠し」やミュージカル「のだめカンタービレ」で注目の三浦宏規、舞台裏密着の「Real Folder」S3冒頭映像公開
約3時間の上演は、三浦さんはほぼ出ずっぱりとなり、稽古で過呼吸になりかけたほどの激しいアクションをこなし、舞台終演後には荒い呼吸のまま控室のソファに倒れ込む。
帝国劇場は、三浦さんのターニングポイントとなった「レ・ミゼラブル」上演の地であり、自身にとっては「全然ダメだった」と苦い記憶が残る場所でもあるという。「絶対に見返したいと思って毎日やっていたから、報われた感じはある」と強い想いを語る。
3月には、ミュージカル「のだめカンタービレ」の制作発表に臨む様子も。ドラマ版の上野樹里が主人公・のだめを続演し、三浦さんは千秋真一役に抜擢。役をどう切り替えるのかと尋ねると、「まだ先ですから。今はキングダム脳。下僕です」と即答する。
そして5月、札幌。大千秋楽。全公演ケガ人なしという奇跡とともに、大盛況に幕を閉じた。
束の間の休息を挟み、次は単独ライブへ。昔は本当に歌が嫌いだったというが、「仕事でできないのが悔しくて練習するようになって、歌えるようになったら好きになった。今では音楽が人生の一部になっている」と語る。名曲「ニューヨークニューヨーク」を歌い上げる様は、舞台のワンシーンのようで、歌が嫌いだったというのが嘘のよう。