ヴェネチア国際映画祭開幕! ナタリー・ポートマン、過激なシーンも「覚悟してたわ」
(Photo:cinemacafe.net)
第67回ヴェネチア国際映画祭が、現地時間の9月1日夜、イタリア・ヴェネチアのリド島で始まった。開幕作品は、2年前に『レスラー』でグランプリの金獅子賞に輝いたダーレン・アロノフスキー監督によるサイコ・スリラー『ブラック・スワン』(仮題)。開幕式に先立ち行われた記者会見では、監督とともに主演のナタリー・ポートマン、共演のヴァンサン・カッセル、ベンジャミン・ミルピエが登壇した。
ナタリーは、名門ニューヨーク・シティ・バレエの「白鳥の湖」で主役に抜擢されるが、純情な白鳥と官能的な黒鳥を演じ分けることに苦悩し、追い詰められていくバレリーナを演じる。13歳までバレエを習っていたナタリーは劇中、見事な踊りを見せるのはもちろん、レズビアン・シーンやマスターベーション・シーンにも果敢に挑戦。これについてナタリーが「8年前にこの企画をダーレンと話したときからセックスシーンがあると聞いていたので、覚悟はしていたわ。アーティストのエゴについての話だから避けられないもの」と語ると、監督から「でも最初は『なんで?』と言ってたじゃない」と突っ込まれる一面も。
またバレエ団の芸術監督を演じたヴァンサン・カッセルは「実は子供の頃、バレエを習っていたんだけど、あまりに大変なんでやめたんだ。