ペドロ・アルモドバル監督の詩的な世界広がる『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』予告
第81回ヴェネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞したペドロ・アルモドバル監督作『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』より日本版ポスターと予告編が解禁された。
病に侵され安楽死を望む女性マーサ(ティルダ・スウィントン)と、彼女に寄り添う親友イングリッド(ジュリアン・ムーア)の最期の数日間を描く本作。人生の終わりと生きる喜びをテーマに、ペドロ・アルモドバル監督が独自の感性で描いた珠玉のドラマだ。
この度解禁された予告編では、舞台となるニューヨークの幻想的に降り積もる雪が、印象的なシーンを彩る。マーサの「ドアを開けて寝るけれど、もしドアが閉まっていたら私はもうこの世にいない」という言葉も象徴的だ。さらにジョン・タトゥーロがマーサとイングリッドの過去に関わるキーパーソンとして登場。
ふたりの女性の物語が色彩豊かに描かれ、ペドロ・アルモドバル監督らしい詩的な世界が広がっていることを予感させる映像となっている。
併せて解禁された日本版ポスターでは、マーサとイングリッドの対照的な人生が共鳴する一瞬の美しさを表現している。
またムビチケオンライン券が11月15日(金)より販売されることが決定。