小栗旬&窪塚洋介は「正しいと思う表現をしている人」『フロントライン』キャスティング秘話が明らかに
小栗旬と窪塚洋介が映画『フロントライン』のキックオフイベントとして、日本体育大学にて約350名が在籍する保険医療学部救急医療学科の生徒を対象にした特別試写会に登壇した。
物語の舞台は、2020年2月3日に横浜港に入港し、その後日本で初となる新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」。乗客乗員は世界56か国の3,711名。
横浜入港後の健康診断と有症状者の検体採取により10人の感染者が確認されたことで、日本が初めて治療法不明の未知のウイルスに直面することとなった。この状況下で<最前線>に駆けつけたのは、家族を残し、安全な日常を捨てて「命」を救うことを最優先にした医師や看護師たちだった――。

この日、試写後には小栗と窪塚演じるDMAT(災害派遣医療チーム)隊員のモデルとなった、阿南英明医師と近藤久禎医師によるトークの後、生徒には内緒で小栗と窪塚がサプライズで登壇。未来の救急救命士たちを前に、当時のクルーズ船内での状況や、本作に込められたメッセージを語り、学生からの質問に答えるQ&Aも行った。
企画、脚本を担当した増本淳プロデューサーは、本作へのリサーチ期間を経て「1年ぐらい取材させてもらって、当時パソコン画面越しだったので、初めて(阿南医師と近藤医師に)