2014年9月3日 11:00
実践は約3割「乾杯時、グラスを下にする」マナー - 「みんな気にしてない」
・「これも意識しないし、元気ないぞとか言われるからな」(29歳女性/機械・精密機器/技術職)
・「同じ高さが普通だと思うから」(48歳男性/マスコミ・広告/経営・コンサルタント系職)
■総評
「乾杯」のマナーは、出席するのが和気あいあいとしたカジュアルな飲み会なのか、それとも冠婚葬祭やお祝い事が関わるフォーマルな食事会やパーティーなのかで、マナーも異なるようです。例えばカジュアルな飲み会なら「乾杯」の音頭と共に、近くに座っている方とグラスをぶつけあったりしますが、フォーマルな食事会やパーティーでは高価なグラスを使うことも多いため、グラスをぶつけあわないのが一般的。乾杯する場合は、胸もしくは首の高さまでグラスを掲げて「乾杯」のしぐさだけということも多いとか。そのためフォーマルな場所では、必ずしも「目上の人よりも、グラスの位置を下げなければならない」という訳ではないようです。このマナーが問題になるとすれば、カジュアルな飲み会の席。乾杯マナーは、その場所にいる人たちがどんな目的で集まっているか、どんなお酒やグラスが用意されているかによっても異なります。周囲を見ながら柔軟に対応していきましょう。