ほんのりと甘くて後からふわっとタイムの香りが立つ上品なソースがかかっている。ブドウ酢も入っているので後味はしつこくない。
サバに蜂蜜?? と思われるかもしれないが、サバの味噌煮を考えれば、甘いソースとの相性も悪くないと気付くはずだ。サバの身を皿に盛ってソースをかけ、電子レンジで温めればフレンチの一品としても成立しそうなおいしさ。ソースが多いので、パスタと絡めてもいいだろう。
今回は、フランス発のサバ缶ということでガレットの具材として使ってみた。生地にはそば粉を使っていないし、具材も冷蔵庫のあり物で済ませたのでなんちゃってガレットではあるが、ピーラーで削って炒めてハーブソルトで味付けした人参、クリームチーズ、スライスチーズ、玉子といったいたって普通の具材にこのサバ缶のサバとソースを合わせただけで、一気に「フレンチ度」が増した。これはかなりイケる。
○ワインのつまみにもぴったり
次に食べてみたのは「ガーリックとファインハーブ」。ガーリック風味のクリームソースにパセリやチャイブを加えたもので、はちみつとタイムに比べると全体的に濃いめの味付けなのでワインにあわせたい感じ。ガーリックの風味がしっかりときいていて、塩味も強め。