2014年9月26日 17:13
キヤノンITS、RobustFinder対応の画像処理アプリ開発ツール
キヤノンITソリューションズは9月26日、画像処理アプリケーションの開発を支援するツール「RobustFinder Source-Code Generator 1.0」の販売を開始した。対応OSはWindows 7(32ビット/64ビット)で、価格はオープン。
RobustFineder Source-Code Generatorは、工場の生産設備や検査設備など、さまざまな産業用装置に組み込まれる位置決め制御や表面検査、異物検査、個数検査などを目的とする画像処理アプリケーションの作成を支援するツール。
具体的には、同社の産業用画像処理ライブラリ「RobustFinder 10」および、Matrox社の画像処理ライブラリ「MatroxImagingLibrary 10」から、「位置決め」や「解析」などの画像処理モジュールをマウス操作で選択することで、アルゴリズムを構築、ソースコードを自動生成する。同ツールを使えば、産業用のさまざまな装置で使用する画像処理アプリケーションを短期間で作成できるというわけだ。
近年、画像処理アプリケーションは、処理内容や開発環境の多様化や複雑化に伴い、開発工数の短縮・効率化が課題となっている。