くらし情報『2015年卒採用戦線総括 (3) 内定枠1人分に対し応募学生は183人 - 採用時の選考回数・期間は短縮傾向に』

2014年9月28日 10:00

2015年卒採用戦線総括 (3) 内定枠1人分に対し応募学生は183人 - 採用時の選考回数・期間は短縮傾向に

2015年卒採用戦線総括 (3) 内定枠1人分に対し応募学生は183人 - 採用時の選考回数・期間は短縮傾向に
マイナビは26日、「2015年卒マイナビ企業新卒内定状況調査」の結果を発表しました。同調査は8月1日~29日の期間に実施、国内企業2,195社より回答を得たものです。本連載では、同調査の結果を元に企業の2015年卒採用状況などを紹介します。

○平均選考回数、「2回」が増加

2015年卒採用における平均選考回数は3.1回。選考回数別の割合で最も多かったのは前年同様「3回」(43.2%)となっています。また、選考回数「2回」の企業は22.1%(対前年度比4.6ポイント増)に増加しています。

平均選考日数も「36.6日」と前年度よりも4.2日短縮されています。業界別で平均選考日数が最も短いのは「建設業」の31.9日、最も長いのは「官公庁・公社・団体」の52.9日でした。
採用期間・回数ともに短期化していることから、今年は昨年以上にスピード勝負であったと言えるかもしれません。

○応募者数・1次面接受験者数も減少

応募者数(エントリー数)について、前年度より「減った」と答えた企業は49.9%で、「増えた」(27.8%)を大きく上回りました。業界別でもすべて「減った」が「増えた」を上回り、今年度の採用における母集団確保がいかに困難だったかを物語っています。

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