くらし情報『IPAの今月の呼びかけ(10月) - クラウドサービスからの情報漏えいに注意を』

2014年10月2日 15:49

IPAの今月の呼びかけ(10月) - クラウドサービスからの情報漏えいに注意を

iCloudのサービスの1つである自分のフォトストリームが狙われた。

1台のiPhoneで撮影された写真をiCloud上に保存する。その写真データを所有する複数のデバイスで共有することが可能になる。このようなサービスは、iCloudの自分のフォトストリームに限ったことではない。写真以外でも、文書やスケジュールを保存することもできる。また、iCloud以外にも、同様なサービスは存在している。つまり、同じような被害は、クラウド上ならばどこでも発生する可能性がある。この点を、まずは覚えておきたい。


○クラウドサービス利用における注意点

まず、IPAではクラウドサービス利用に関して、以下の注意点が存在することを指摘する。写真などのデータをPCに保存する場合、正しい対策が施されていれば、悪意ある第三者が、データを盗み出すことは不可能である(図4)。

ところが、クラウド上にデータを保存する場合、IDとパスワードがあれば不正ログインされてしまう。つまり、IDとパスワードが防御のための唯一で、もっとも重要な対抗策となる。IPAでは、以下の対策を推奨する。

安易に推察できるパスワードを使用しない
同じパスワードを使い回さない
IDとパスワードの入力は、確実に本物と判断できるサイト上でのみ行う(フィッシング対策)

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