くらし情報『Fedora Shellshock対策としてbashからdashへ変更検討』

2014年10月6日 10:35

Fedora Shellshock対策としてbashからdashへ変更検討

Fedora Shellshock対策としてbashからdashへ変更検討
Fedoraは10月2日(米国時間)、「Dash as default shell」において、デフォルトで利用するシェルはbashではなくdashにすべきではないかという議論を開始した。代替シェルとしてmkshも候補に挙がっている。UbuntuやDebianなどはすでにdashをシステムのデフォルトシェルとしており、こうした取り組みはFedoraのみならず他のLinuxディストリビューションでも進められている。

UNIX系のOSはシステムの起動処理やサービスの制御などにシェルスクリプトを使っている。FreeBSDではash、OpenBSDではpksh、商用UNIX系ではkshがデフォルトのシステムシェルとして使われていることが多い。Linuxディストリビューションではbashをシステムおよびユーザのデフォルトシェルとして採用しているケースが多いため、今回のbashのセキュリティ脆弱性(通称Shellshock)の影響を強く受けている。

こうしたなか、UbuntuやDebianはすでに以前からシステムのシェルをdashへ変更している。dashはBSD系のOSで採用されているashをLinuxへ移植したもの。

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