くらし情報『大規模データを扱う造船設計の構造解析を大幅にスピードアップ』

2014年10月7日 09:00

大規模データを扱う造船設計の構造解析を大幅にスピードアップ

そう感じていた池本氏は、HyperWorksが調和CSRに準拠する構造ソフトウェアとして採用されたと聞き、導入に賛同したという。

○計算時間が1/4に。圧倒的に速くなった処理速度

新来島どっくでは、HyperWorksが持つ各種ソリューションの、HyperMesh(構造解析用のFEモデル作成)、OptiStruct(構造解析)、HyperView(データの可視化)を利用している。
「以前に利用していたソフトウェアと比較すると、HyperMeshで作成したモデルデータは容量が半分くらいで済みます。お陰で画面に表示する際もスムーズに動きますし、以前のようにフリーズすることもありません。ストレージ容量の点からも大変ありがたいです」(池本氏)。
さらにHyperWorksで稼動する専用のプログラムと組み合わせることにより、これまで40時間掛かっていた作業が、四分の一の10時間で完了するほど、圧倒的な処理速度の向上を実現した。
「簡単なものであれば、ちょっと席を外している間に終わってしまう。
計算待ちの時間が大幅に削減されたので、非常に効率が良くなりました」(池本氏)。

○思わぬ効果を生んだ多彩な画面表示機能

処理速度のほかに、池本氏が挙げたHyperWorksの長所として「多彩な表示機能」

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