くらし情報『日本市場におけるボーイングVSエアバス、機能力で狙うボーイングの20年計画』

2014年10月10日 07:00

日本市場におけるボーイングVSエアバス、機能力で狙うボーイングの20年計画

日本市場におけるボーイングVSエアバス、機能力で狙うボーイングの20年計画
ボーイングは10月9日、北東アジア(日本、韓国、台湾)における最新民間航空機市場予測に関する説明会を実施。2014年から2033年までの20年間の北東アジアにおける見通しと日本市場への狙いを、同社の民間航空機部門マーケティング担当バイス・プレジデントのランディ ティンゼス氏が発表した。

○今後20年間の新造機需要は1,340機

ティンゼス氏によると、北東アジアでの新造民間航空機需要は、機数ベースで1,340機、金額ベースでは2,800億ドルという。同地域においては、今後20年間で旅行者数が年率2.7%のペースで増加が見込まれており、それに応じて運航機数も増加すると予測している。

2033年までの20年間でデリバリーが見込まれる1,340機の内訳としては、560機(42%)が737やエアバスのA320などの単通路機、660機(49%)が777・787やエアバスのA350などの双通路型機、70機(5%)が747やエアバスのA380などの大型機、そして、50機(4%)が三菱航空機が現在開発中のMRJのように、地方の都市間を定期的に結ぶリージョナル機と予測。

今後20年間に北東アジアにデリバリーされる機体は、その36%となる480機が新規に追加導入され、64%の860機が代替機であると試算している。

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