くらし情報『CTC、新材料開発支援サービスの提供を開始 - 独自ソフトで開発を効率化』

2014年10月16日 12:32

CTC、新材料開発支援サービスの提供を開始 - 独自ソフトで開発を効率化

CTC、新材料開発支援サービスの提供を開始 - 独自ソフトで開発を効率化
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は10月15日、レアアースやレアメタルの代替材料の探索や温室効果ガスの削減に向けた材料研究などで有用な、ナノ材料開発向けの独自解析ソフトウェアを開発し、新規材料の開発をトータルに支援するサービスの提供を開始すると発表した。

同サービスは、ナノスケール(原子や分子レベルの大きさ)で固体の物性に関する解析やモデリングを行う独自ソフトウェアによって、材料設計や材料開発を支援するというもの。電気特性、熱特性、機械的特性といった材料物性の機能を計算し予測する。また、従来計算に時間がかかった第1原理計算や分子動力学計算などのシミュレーション時間を削減することが可能となり、より短期での新材料開発につなげることができるという。同社は、解析ソフトウェアが稼働するシステム構築から、解析の支援、保守サポートまでをワンストップで提供する。

同ソフトウェアは、8月からベータ版の提供を開始しており、同日より材料メーカー、企業・大学の研究部門、国や自治体の研究機関向けに提供し、3年後に関連製品を含めて10億円の売り上げを目指すとのこと。

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