2014年10月21日 19:11
HDDクラッシュ/データ消失の経験は? 失うと困るデータは? - アクロニス調査
アクロニクス・ジャパンは21日、本年7月に国内の一般コンピュータユーザー(1,000人)を対象に行った、バックアップおよびデータの取り扱いに関する調査結果を発表した。
○35.1%のユーザーがデータ消失の経験あり。無対策ユーザーは35%以上
まず「パソコンのハードディスク(HDD)のデータが壊れてしまう・消失(クラッシュ)した経験はありますか」という問いには、35.1%のユーザーが経験していると答えている。およそ3人に1人が、HDDの故障などに起因するデータ消失の経験があることが分かった。
一方で、そうした事態に「対応するために自宅のパソコンではあらかじめどのような用意しているか。また、用意を行った経験があるか」という質問に対しては、以下のような回答が寄せられた。
「必要なファイルだけ外付けHDDに保存している」が28.3%、「必要なファイルだけUSBなどの記憶媒体に入れている」が26.7%、「OSのバックアップ機能を使っている」が23.2%、などだ。
しかし、もっとも多い解答は「用意していない」で、36.8%に上っている。
全体的な傾向として、データ消失経験のあるユーザーほど、何らかのバックアップ策を講じている割合が高くなった。