2014年10月23日 09:54
Dropbox創業者が来日 - 日本の中小企業に対し、知名度と利用の拡大を目指す
Dropboxは10月22日、東京都・大手町にて報道陣向けの説明会を開催した。同説明会には、米DropboxのCEO 兼共同創業者のドリュー・ヒューストン氏と、同社 COO(最高業務責任者)となるデニス・ウッドサイド氏が来日し登壇。Dropbox JAPAN カントリーマネージャーの河村浩明氏とともに、9月1日に設立した日本法人の今後を語った。
冒頭の挨拶としてドリュー氏は、この1年を振り返り、「新しいサービスのローンチや新オフィスの設立などで多忙な時期であった。しかし、私たちは、ユーザーの大事な情報を保管し共有をサポートするという大きな課題を解決している自負がある」とし、「ユーザーが簡単に利用できるシンプルなサービスを今後も提供していく」という方針を明確にした。
同社は現在、個人向けのクラウドサービス「Dropbox ベーシック」と「Dropbox プロ」、法人向けの「ビジネス向け Dropbox」を提供する。ユーザーは全世界で3億人にのぼり、同数字は前年比の200%の成長率だという。同ユーザー数の7割は米国外で、日本では、およそ800万人が利用する。
デニス氏によると「ビジネス向け Dropbox」