標的型攻撃対策のセキュリティサービス市場は2018年に4000億規模へ - IDC
同市場は、巧妙化する標的型サイバー攻撃によってセキュリティインシデントが重大化していることから、マルウェアの検出から駆除までを迅速に対処することが求められており、既存のシグネチャベースの外部脅威対策製品との連携によるソリューションが拡大するとみている。
市場の規模は、2013年から2018年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)が31.6%で、2018年には108億円に拡大すると予測している。
国内標的型サイバー攻撃向けセキュリティサービス市場は、前年比成長率が5.7%で、市場規模は3,137億円、そのうちマネージドセキュリティサービスが5割超を占める。
巧妙化する標的型サイバー攻撃によるセキュリティインシデントが増加し、インシデントの分析/調査などのコンサルティングサービスからシステム構築、マネージドセキュリティサービスに至るまで、高度なセキュリティ知識を持った専門技術者によるサービスへのニーズが高まっている。
同市場の2013年から2018年のCAGRは6.2%で、市場規模は2013年の3,137億円から2018年には4,237億円に拡大するとの予測。