くらし情報『新しいプロトコルを利用したDDoS増幅攻撃が増加 - Symantec』

2014年10月24日 14:38

新しいプロトコルを利用したDDoS増幅攻撃が増加 - Symantec

新しいプロトコルを利用したDDoS増幅攻撃が増加 - Symantec
シマンテックは10月23日、この1月~8月の間、DDoS攻撃(分散サービス拒否)が増えているとブログで明らかにした。

DNSサーバーを踏み台にしてDDoS攻撃を仕掛ける「DNS増幅攻撃」の数は、前回の調査より183%増加しており、シマンテックが運営するセキュリティ動向を調査する「Global Intelligence Network」で最も多く確認された手口だったという。

第1四半期に多かったのは、NTP(Network Time Protocol) を利用した手口。これは、対象となるサーバーの多くでアップグレードや設定変更が実施されたためだと考えられるという。現在は減少傾向にあり、被害は沈静化している。

また、「SNMP v2(簡易ネットワーク管理プロトコル)」「SSDP(簡易サービス発見プロトコル」など、攻撃者が新たなプロトコルを試すケースが増えているという。

さらに、UnixサーバーではBashのShellShock脆弱性を悪用した攻撃が増えている。攻撃者は、UnixサーバーにDDoS スクリプトをインストールしておくことで、DDoSスクリプトや悪質なELFファイルがダウンロードされるとDDoSボットネットが構築される。

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