2014年10月27日 15:39
634mから急降下!? - ヤフーのバーチャルコースターを体験してきた
那須氏をリーダーとして6月から製作に取りかかり、発表までわずか3カ月半で乗り切った。時間的な制約がかなりキツかったとのことで「さまざまなAPIをうまく連携させましたが、ハードウェアとの連携も難しかったです」と那須氏は振り返る。
「リアルタイム検索やニューストピックス、チョコトルなどの社内APIを持ってきてデータ連係を行い、筐体を動かす加速度の計算や、(サーキュレーターによる)風の送り込み方など、複雑な連携が大変でした」(那須氏)
前回の記事でも触れているが、この取り組みは広告が主眼に置かれている。
「オフィシャルスポンサーとして日産さまとアディダスさま、カップヌードル(日清)さまが付いています。トップブランド3社と組むことで、未来の広告の形とはなんぞや、ブランドの形とはなんぞやという視点で考え、それをしっかりセールスできたと思います」(那須氏)
ただ、消費者に対しての視点もなくしては広告は成り立たない。
「その視点では、ヤフーが面白い、ワクワクする会社だと思ってもらえるように、ファンになっていただけるように考えました。コースターによって、ネットは使い方が定まっているものではないということを伝えたく、また、新しいネットの使い方だよということを見せられたと思っています」