2014年10月29日 10:30
新戦略を打ち出したバラクーダ、企業システムを支える"3つ"を高める製品群
だ。この製品は、アプライアンスへのバックアップとクラウドを利用したオフサイトへのバックアップを実現、遠隔バックアップを容易かつ安価に実現できることから、国内でも高い評価を得ており幅広い業種での導入実績を誇っている。
最新版となるバージョン6.0では、クラウドまたはローカル環境における実装の柔軟性が拡張され、ローカル環境のみでの運用と管理も可能となった。具体的には、クラウドにある日本語Web GUIを利用してバックアップの集中管理が可能であることに加えて、ローカル環境でも細かいコントロールができるよう、ローカルWeb GUIが新たに強化されたのである。これにより、アプライアンスとクラウドのどちらにも偏ることなく、組織ごとのニーズに応じて、双方をより柔軟に活用して可用性を高めることができるようになったのだ。
続いて、可用性と生産性をより強化したのが、メールアーカイブ・アプライアンスの「Barracuda Message Archiver」だ。最新版のバージョン4.0においては、データをバラクーダクラウドに移動またはコピーすることが可能になり、アーカイブ能力が一層高まっている。災害等によって、アプライアンス側に蓄積したメールアーカイブを万が一消失したとしても、クラウド側にもレプリケーションしておくことで可用性の大幅な向上を図ったのである。