くらし情報『東京都・千代田区で「不穏で無意味」な"写生"を行うアーティストの個展』

2014年10月30日 11:32

東京都・千代田区で「不穏で無意味」な"写生"を行うアーティストの個展

東京都・千代田区で「不穏で無意味」な"写生"を行うアーティストの個展
東京都・千代田区のBambinart Gallery(3331 Arts Chiyoda B107)では、川田龍による個展「ウロボロス」を開催する。会期は11月1日~11月16日。開場時間は12:00~19:00(月・火休廊)。入場無料。

同展は、現在東京造形大学4年に在籍し絵画を制作している川田龍の作品展。これまで、2013年にターナーアワードで未来賞を、TAMA ART COMPETITIONで天明屋尚賞をそれぞれ受賞している。

また、川田の作品は暗い色彩でまとめられ、不穏な空気が漂っているが、それに反して決して暗いテーマを描いたものではない。過去の作品であれば、事件性を感じる顔面の異物の正体は豆腐であったり、不吉な雲は綿菓子であったりすることが、タイトルから読み取れる。
結果的には意味のないシーンを、意味深な雰囲気の絵画に仕上げているが、しかしその意味のないシーンは、友人にモデルを頼み静物を用意し、場合によってはイメージに沿った背景を描いて設置するなどして実際に準備したうえで、写生して描いているとのことだ。

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