2014年10月30日 12:36
IBM、リアルタイム圧縮の性能などを強化したストレージ3製品を発表
日本IBMは10月29日、ビッグデータを活用するアナリティクスにおいて重要となる膨大なデータを、効率的・経済的に保管するストレージ製品「IBM FlashSystem V840」と「IBM Storwize V7000/V7000 Unified」「IBM TS1150」を新たに発表した。
IBMのソフトウェア・デファインド・ストレージは、Elastic Storageをはじめとするソフトウェアに、フラッシュやディスク、テープといった特長の異なるストレージを組み合わせることで、変化するデータの価値に応じた効率的な保存と迅速な洞察の獲得を支援するという。
「IBM FlashSystem V840」では、膨大なデータのリアルタイム処理を加速するため拡張性を強化。最大クラスター構成(コントロール・エンクロージャー 8ノード / AE1ストレージ・エンクロージャー20台)では、容量を800テラバイト、処理能力を250万IOPSまで拡張できる。また、データ圧縮エンジンを2機搭載することでリアルタイム圧縮処理を従来比で2倍に高速化し、実効容量1.6ペタバイト(2分の1圧縮時)、120万IOPSを実現した。