2014年10月30日 15:36
ゼロからはじめる「Cloud Testing Service」 (6) ファンクション試験をやってみる
、(4)について説明することにします。
○IPの選択
ファンクション試験を行うために必要なIPは、FunctionalMeasure_IPです(Photo01)。こちらはCTS Onlineでは「ロジック機能検証」として販売されています(Photo02)。現在は拡張データ・ログ・プラグイン(Photo03)も提供されていますが、これは説明にある通りデータログを2049サイクル以上記録するためのもので、こうした長いテストパターンを実施する場合には必要になりますが、今回はもっと短いパターンで検証を行うので、拡張データ・ログ・プラグインはインストールしておりません。これを(前回の「電流・電圧検証IP」と同じ手順で)入手・インストール後に起動すると、New Measure Itemに"FunctionalMeasure_IP"が出現します。
○試験条件の設定
今回の試験は、電源ピンに5Vを印加し、その上でRA3/RA5ピンに対して特定の入力信号を印加すると、RA0/RA1/RA2の各ピンに対して、これに対応した出力信号が出てくる形のものです。FunctionalMeasure_IPを選択して"Setup and Executions"画面に映ると、最初に出てくるのがこのParameter画面です(Photo04)。