くらし情報『ゼロからはじめる「Cloud Testing Service」 (6) ファンクション試験をやってみる』

2014年10月30日 15:36

ゼロからはじめる「Cloud Testing Service」 (6) ファンクション試験をやってみる

ゼロからはじめる「Cloud Testing Service」 (6) ファンクション試験をやってみる
前回はコンタクト試験の手順を説明しましたが、今回はファンクション試験を行ってみます。

コンタクト試験というのは、いわば電気的に対象(今回ならMCU)が正常か? を確認するためのものですが、ファンクション試験はもうちょっと高レベルな「対象が正しく動作するか」を確認するものです。具体的にいえば、MCU内に診断用のプログラムをあらかじめロードしておき、これに対して外部から信号を入力、プログラムが入力信号にあわせて出力信号を生成、これをCX1000Pで取得、正しく動作を行っているかを確認することになります。これを実際に行う場合、手順としては

テスト内容を設計し、それに合わせてMCUのファームウェアを記述する
MCUにテスト用のファームウェアをロードする
(1)の内容に合わせて入出力信号をまとめてパターンファイルを記述、コンパイルする
CX1000Pでパターンファイル(を基にしたオブジェクトファイル)を読み込んで、これにあわせて入力信号を生成、出力信号を取得して比較する

という形になります。今回はスタータキットに合わせる形で、(1)~(3)の準備が完了しているので(これらについては後で少々触れます)

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