2014年10月31日 10:41
成田空港、LCC・第3旅客ターミナル全貌発表! 深夜早朝対応のフードコートも
成田空港は2015年4月8日より、LCCの受け入れ体制を強化したLCCターミナル「第3旅客ターミナル」の供用を開始することを発表。このほど、その概要が公開された。
○増加するLCCにも低コストで効率的な運航を
第3旅客ターミナルビルは第2旅客ターミナルビルの北側(約500m)に位置し、旅客取扱能力は750万人/年間、延床面積約6万6,000平方メートルの規模となっている。「気軽に」「機能的」「わくわく」の3つをコンセプトに、シンプルで使いやすく快適な空間の中でゆったりとした時間を過ごせる空間設計がされている。
現在、成田空港には、国内LCCが4社・海外LCCが9社が展開している。成田空港におけるLCCのシェア(発着回数ベース)は旅客便全体で、2012年度実績6.1%に対し、2014年度4~9月累計では19.3%にまで増加している。LCCターミナルの設置は利用者の利便性向上のみならず、入居するLCCにとっても低コストで効率的な運航をうながすことになる。
○深夜~早朝時間帯も使えるスペースも
鉄道または自家用車で来港する場合、第2旅客ターミナルビルよりアクセス通路を利用することになる(もしくはシャトルバスを利用)。