くらし情報『シカゴ高層ビルで命綱なしの目隠し綱渡り! 強風と寒さに加え、傾斜は15度』

2014年10月31日 11:00

シカゴ高層ビルで命綱なしの目隠し綱渡り! 強風と寒さに加え、傾斜は15度

シカゴ高層ビルで命綱なしの目隠し綱渡り! 強風と寒さに加え、傾斜は15度
曲芸師のニック・ワレンダが3日(現地時間2日19:00~21:20)、アメリカ・シカゴの高層ビルで命綱なしの目隠し綱渡りに挑戦する。

これまでグランドキャニオンやナイアガラの滝など、さまざまな場所の綱渡りで8つの世界記録を樹立してきたニック。今回はシカゴの50階建て以上の高層ビルの間を、命綱や安全ネットなしで歩行する。ニックは、「空飛ぶワレンダー一家」と呼ばれる曲芸ファミリーの7代目。今回の無謀とも思える挑戦を通じて、1978年にプエルトリコの綱渡りで命を落とした曽祖父カール・ワレンダの追悼と共に、見守る3人の子どもたちが「綱渡り師として後を継ぎたい」と思うきっかけになればと願っている。

綱の上を歩くのはシカゴ川に面したマリーナ・シティの西棟(約178mの65階建て)から対岸のレオ・バーネットビルディング(約193mの50階建て)までで、傾斜角度は過去最大の15度にもおよぶ。舞台として選ばれたシカゴは、「ウィンディー・シティー(風の街)」として知られており、ニックが挑戦する地点は市内で最も強風が吹く場所の1つ。11月の冷え込む気候では筋肉が収縮して動きが鈍くなるなど、悪条件がそろっている。

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