くらし情報『テレビ事業が2四半期続けて黒字もモバイルの収益悪化で最終損益△1,360億円 - ソニー、2014年度第2四半期決算』

テレビ事業が2四半期続けて黒字もモバイルの収益悪化で最終損益△1,360億円 - ソニー、2014年度第2四半期決算

だった。

同日、報道関係者向けに説明を行った代表執行役EVP CFOの吉田憲一郎氏によれば、「エレクトロニクス事業の構造改革の成果は出始めていると感じている」と、同事業が収益性改善に向けた明るい兆しをみせていることを強調した。

●中国のモバイル市場向けには専用モデルの開発を当面凍結する
セグメント別業績を細かくみていくと、まずMC分野においては、前述の営業権の減損損失1,760億円を計上したことで、営業損益が大幅に悪化した。ただし、売上高についても7月時点の見通しより100億円下方修正となっている。これは、主に中国市場での販売台数減少によるもので、2014年度通期での販売台数見通しは7月時点で4,300万台だったものが、今回4,100万台とされた。

競争激化が続く中国市場についてソニーでは展開を大幅縮小する方針を示しているが、この点について吉田氏は「大きな市場である中国について、大幅縮小して良いのかという議論は社内でもあった」と述べるとともに、将来的に再注力することを否定するものではないとコメント。なお、説明会には11月16日付でソニーモバイルコミュニケーションズの代表取締役社長兼CEOに就任する十時裕樹氏も出席。

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