くらし情報『テレビ事業が2四半期続けて黒字もモバイルの収益悪化で最終損益△1,360億円 - ソニー、2014年度第2四半期決算』

テレビ事業が2四半期続けて黒字もモバイルの収益悪化で最終損益△1,360億円 - ソニー、2014年度第2四半期決算

ソニー代表執行役兼取締役CEOである平井一夫社長から十時氏が課されたミッションは、「商品力の強化と収益力の改善だ」という。中国市場について、現状は中国専用モデルの開発を凍結しSIMフリーモデルなどで展開する方針だが、機会を窺ってまた注力市場とする可能性もあることに言及した。

○テレビは2003年以来となる2四半期続けての黒字化

続いて、ホームエンタテインメント&サウンド分野についての説明も行われた。同分野は、エレクトロニクス事業の収益改善に向けてキーとなるテレビ事業が含まれている。テレビ事業単独での売上高は1,997億円、営業利益は49億円となっており、売上高2,050億円、営業利益79億円を計上した第1四半期に続いて黒字となった。2四半期続けての黒字は2003年以来といい、吉田氏は「製造コスト、宣伝広告費の削減に加えて、販売店の固定費削減が大きく寄与した」と収益構造改善に向けた取り組みが成功したことを強調。数を追う路線から「売れないところには投入しない」という方針も黒字化を促進した。吉田氏は「10年続けて(通期で)赤字だった事業なので、引き続き慎重に見守る必要がある」と、通期での黒字化達成に向けて注意深い舵取りが必要との姿勢を示した。

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