くらし情報『鉄道トリビア (277) 「IRいしかわ鉄道」「あいの風とやま鉄道」社名に隠された意味』

2014年11月1日 08:00

鉄道トリビア (277) 「IRいしかわ鉄道」「あいの風とやま鉄道」社名に隠された意味

との思いが込められている。それは同社の会社案内にも明記されており、ウェブサイトでも公開されている。この会社案内には、「JRからIRへ」という記述もある。JRから第3セクター鉄道に変わったことをはっきり認識してもらうために、「IR」という略称を冠した会社名になったようだ。

IRいしかわ鉄道は2012年8月28日に設立された。当時の社名は「石川県並行在来線株式会社」で、事業内容がわかりやすいとはいえ、なんとも固い名前だった。同社は3カ月後の2012年11月30日から会社名を公募し、応募総数1,375点の中から現在の会社名を選出。2013年6月27日に「IRいしかわ鉄道」と決定した。
2013年8月1日からロゴマークも公募し、応募総数814点の中から、現在のロゴマークを決定した。

ちなみに石川県のお隣、富山県の並行在来線を運営する会社は「あいの風とやま鉄道」だ。会社名の「あいの風」は、「愛の風」ではなく日本海沿岸に沖から吹く「夏のそよ風」の名前。「あえのかぜ」「あゆのかぜ」ともいい、俳句の夏の季語となっている。もちろん会社名に選定するにあたり、「愛される鉄道になりたい」との願いも込められているという。

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