2014年11月2日 10:17
JAL、不正アクセスでの個人情報漏えい報告--4,131人増で特定情報8万3,224人
JALは10月29日、9月24日に発表したJAL顧客情報システムへの不正アクセスによるマイレージサービス「JALマイレージバンク(JMB)」の個人情報漏えいに関して、漏えい情報の特定とともに現在の調査状況を発表した。
○最大73万件に変更はなし
顧客情報システムの反応が遅くなる事象が発生した2日間(9月19日,22日)について、さらに詳細な調査を実施したところ、悪意のあるプログラムにより顧客情報データが抜き取られて漏えいした可能性のある顧客情報の件数は、約19万人分という見込みから7万9,093人分であることが判明した。
また、新たに4,131人分の漏えいの事実が初めて判明したため、合計で8万3,224人の個人情報が漏えいした可能性が高いという。該当する4,131人には個別にeメール、郵送およびJMB会員ログインページにて連絡を行っている。
この8万3,224人分のうち、最大約2万1,000件と報告されていた悪意のある外部サーバに送信されたデータ件数は、今回新たに判明した4,131人を含めて9,745件(通信量から試算した、実際に外部に送信されたデータ件数)であることが判明した。