くらし情報『列車ダイヤを楽しもう (18) 箱根登山鉄道「アレグラ号」同士のすれ違いはどこで?』

2014年11月9日 08:00

列車ダイヤを楽しもう (18) 箱根登山鉄道「アレグラ号」同士のすれ違いはどこで?

2006年のダイヤ改正以降、普通列車もすべて小田急電鉄の車両で運行されている。小田原駅~入生田駅では、三線軌条から箱根登山鉄道車両用のレールが撤去された。

ただし、箱根登山鉄道の車庫がこの区間内の入生田駅にあるため、入生田~箱根湯本間は箱根登山電車の回送列車が走る。回送列車は時刻表に掲載されていないから、このダイヤには反映されない。「アレグラ号」とロマンスカーのすれ違いがあったら見てみたいけど、ここでは不明である。

箱根湯本~強羅間は、まさに「箱根登山電車」が本領を発揮する区間だ。スイッチバックで険しい山道を登っていく様子は、テレビの観光番組などでもよく知られている。列車が行ったり来たりするから、列車ダイヤも複雑になるのかな……と思ったけど、描いてみたら他の単線の路線と同じだった。
列車は前後に動いても、それぞれの目的地に向かって進んでいるし、時間は一方通行だから当然だろう。

では、この列車ダイヤに、11月9日の3000形「アレグラ号」運行スケジュールを重ねてみよう。箱根登山鉄道が公表している列車の線を青く塗ってみた。この日はすべて3両編成とのことだ。

「アレグラ号」は8時台まで1編成が運行されていて、9時台から1編成が増便されるようだ。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.