16年ぶり刷新で描写力向上! キヤノン「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」
従来モデルで1.5段分(CIPA準拠、キヤノン基準では2段分)だったものが、新モデルでは4段分の効果へと向上した(「EOS-1D X」使用、400mm時、CIPA準拠)。手ブレ補正モード(ISモード)は3種類を用意。静止している被写体の撮影に適した「1」、スポーツの流し撮りに適した「2」、不規則な動きの被写体撮影に適した「3」を使用できる。モード3では、手ブレ補正をシャッターボタン半押しでは行わず、露光中にのみ行う。
そのほか、ズーム方式が従来の直進式から回転式となり、特定の位置で止めやすく、また隙間から水やホコリなどが入りにくくなった。さらに、堅牢性や耐久性が向上したほか、マウント接合部のラバーリングなどにより防塵・防滴構造となっている。
主な仕様は、焦点距離が100-400mm、開放F値がF4.5-5.6、レンズ構成が16群21枚、絞り羽根枚数が9枚(円形絞り)、最短撮影距離が0.98m、最大撮影倍率が0.31倍。フィルター径は77mm、本体サイズは最大径が94mm、全長が193mm、質量は約1,570gとなっている。