2014年11月12日 14:14
「EOS 7D Mark II」との組み合わせで飛行機やスポーツの撮影にピッタリ! - キヤノンが「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」の説明会を実施
蛍石やスーパーUDレンズ、逆光によるフレアなどを抑制する新技術「ASC(Air Sphere Coating)」などにより、それらが高いレベルで実現されているという。
続いて、イメージコミュニケーション事業本部 ICP第一開発センターの金田直也氏より、技術説明があった。
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMでは、第三群に蛍石、第一群にスーパーUDレンズがそれぞれ1枚使用されるなど、高い光学技術を投入。ズーム全域にわたり画像周辺部も含めて従来モデル「EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM」よりMTF特性が向上したという。
加えて、前述のASCがフレアやゴーストを大幅に抑制。ASCはレンズの多層コーティングの上に、微細な空気の球を含む超低屈折率層を形成するもので、レンズに対し垂直に対して光の反射を大幅に抑制する技術だ。
また、金田氏はこのクラスの望遠ズームレンズで最高レベルの近接撮影能力についても言及。フローティングフォーカス機構により、近距離撮影時でも高画質を維持可能となり、最短撮影距離0.98m、最大撮影倍率0.31倍を実現したという。